裁ほう上手でスラックスを裾上げするやり方
裁縫が苦手な人でも簡単にできるやり方
衣類用接着剤の裁ほう上手はご存知ですか。接着力が強く、しっかりとくっつくと話題のこちらの商品で、アイロンと裁ほう上手のみでスラックスを簡単に裾上げすることができます。
①裾上げしたい分の長さを測り、折り曲げます。シングルの場合は裏返してひっくり返します。②折り目部分に、まずは全体の半分に裁ほう上手を均一に塗ります。③綺麗に張り合わせます。④張り合わせたところから当て布をしてアイロンを押し当てます。
⑤くっついたら、残りの半分も同様の手順で行います。そして完成です。針や糸を使わないで済むので、誰でも簡単にできます。強度や耐水性があるのでお洗濯の際にも剥がれることはありません。
POINT
アイロンの当て方に注意!当て方によってはくっつきにくくなることもあります。
ぐいぐい押し込むようにアイロンをかけると、逆にくっつきにくくなる原因になります。アイロンは中温で当て布の上から置くだけをイメージしるように押し当てるだけでOKです。
裁ほう上手の注意点・薄い生地やスーツには使えない
裁ほう上手を使う際に、スーツには使えない、熱に弱い、薄い生地は使えないなどの注意点が書かれていますので、裾上げに使う際には使用していい衣類なのかを確認しましょう。逆に、デニム系などの厚い生地にはしっかり使えるので、用途に合った使い方をすればとても便利です。
自分でスラックスを裾上げする時の注意点は?
①綺麗に仕上がらない場合がある
自分で行う場合、お店の人にやってもらう場合より、綺麗に仕上がらない、よれてしまうことがあります。特に生地によっては自分で行うとダメージを与えてしまう場合もありますので、自分で行うのが不安という方は、お店に持ち込んでやってもらいましょう。
②どういう場面で履くのかを考える
スラックスやスーツを裾上げする際、どういった場面で履くのかを考える必要があります。短めならカジュアルに仕上がるのでおしゃれをしたいときに、長めなら品があり、スーツなどビジネスで履くときに好感が持てるなど、どういった長さにするのかよく考えてから裾上げをしましょう。
③靴やヒールの長さでスラックスやスーツの見た目の長さが変わる
靴を履くことでスラックスの印象が大きく変わります。くるぶしが見えるか見えないか、靴がどの程度隠れるかが違ってきます。特に長いヒールとスラックスを合わせる場合、一度ヒールとスラックスを履き合わせてから裾上げする長さを決めるのがおすすめです。ヒールがどの程度隠れるのかを見てから長さを測りましょう。
ワンクッション、ノークッション、ハーフクッションという3つの裾の長さの決まりがあります。裾が靴の甲に一折りできるくらいの長さがワンクッション、裾が靴の甲に触れない短めの長さがノークッション、裾が少しだけ靴の甲に触れる長さがハーフクッションといいます。長さを意識して裾上げするのが失敗しない秘訣です。
④手縫いにあった針と糸を選ぶ
手縫いの際は服に合った針と糸を選びましょう。針はメリケン針という洋裁の時に使われる針を使うことをおすすめします。針の長さは、細かく縫う時は短い針、感覚を開けて縫いたいときは長い針を使います。厚手は太い針、薄地は細い針です。糸は手縫い用の糸を使い、スラックスに合った色の糸を使います。
⑤手縫いのときの布のすくいすぎに注意する
手縫いのときに、布をすくいすぎて縫うと表から見たときに糸がぽつぽつと見えて目立つ原因になります。布をしっかりすくうのではなく、ほんの少しだけ気持ち針を通れるくらいやり方で布をすくうことで、表から見ても目立ちにくくなります。
自分に合った方法で手軽に裾上げしましょう
いかがでしたか。手縫いからミシンでの縫い方、裾上げテープで簡単に行える方法、注意点をまとめました。自分がどういうスラックスを履いてどういった場面で履くのかを考えてから、手軽に裾上げをしましょう。自分で行うことで自分が履きたい長さにすることが可能なので、おしゃれもより楽しくなりますよ。
提供・BELCY
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