死ぬまで面倒が見られると思えたときに飼うべき

――昨今の猫ブームについてはどう思いますか?

古川雄輝34歳、昔はネコが苦手だった悲しきワケ「今は調教されました(笑)」
(画像=『劇場版 ねこ物件』より、『女子SPA!』より引用)

古川「こうした作品をやっていて言うのもなんですが、あまりよくないと思っています。ペットショップで購入したけど結局捨てて、野良猫になってしまうとか。ブームだからと安易に飼って、懐かないからと捨てたり世話をしなかったり。そういうのはよくないと思います。ただ可愛いだけで飼うのではなく、ちゃんと死ぬまで面倒が見られると思えたときに飼うべきじゃないでしょうか。ブーム云々ではなく、猫を愛して欲しいし、保護猫といったものにも目を向けて欲しい。日本は殺処分が多すぎると思います」

子どもの頃は猫が苦手だった。転機は大学生のとき

古川雄輝34歳、昔はネコが苦手だった悲しきワケ「今は調教されました(笑)」
(画像=『女子SPA!』より引用)

――ちなみに古川さんは、特にどんな猫が好きといったことはありますか?

古川「ノルウェージャンはかっこいいなと思いますけど、でも猫は全部好きです。猫好きな人ってみんなそうなんじゃないかな。猫は全部好き。でも実は子どもの頃は苦手でした。5歳くらいのときに初めて猫を抱っこして、耳を噛まれてすごく怖い思いをしたのと、当時住んでいた家の近くに多頭飼育崩壊した家があって、すごく臭くて。子どもの頃に、怖いし臭いというイメージがついてしまったので、成長するまで触れ合ったことがありませんでした。

 でも大学のときに友達の家に猫がいて、最初は怖くて触れなかったんですけど、観察しているうちに、『猫って結構頭がいいんだな』と分かったんです。そこから徐々に触れ合うようになって、『こんなにかわいい生き物なんだ!』と分かってきました。自分が猫に、猫好きとして調教された感じです(笑)」

可愛いにゃんことシェアハウスのメンバー両方を見て

古川雄輝34歳、昔はネコが苦手だった悲しきワケ「今は調教されました(笑)」
(画像=『劇場版 ねこ物件』より、『女子SPA!』より引用)

――最後に、改めて映画版の魅力を教えてください。

古川「優斗がそもそもなぜシェアハウスをやろうとしたのかなど、ドラマ版の伏線が映画で回収されていきます。ぜひ楽しみにしてほしいです。それから物語の舞台の二星ハイツは、男子限定のシェアハウスなので、メンバーと可愛いにゃんこの両方を楽しんで見ていただけるかなと思います。猫もメンバーもみんな個性が強いので、面白いと思います」

(C) 2022「ねこ物件」製作委員会

<撮影・文/望月ふみ>

望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi


提供・女子SPA!

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