ケースメソッド

ケースメソッドとは、1921年にハーバード・ビジネス・スクールで誕生し、世界中の高等教育機関において採用されている教授法だ。ケースメソッドによる学修は、ケースと呼ばれる教材に登場する主人公のおかれた複雑な状況を主体的に考察しながら、意思決定に関する追体験を行う「探究型学修」となる。

ケースそのものを学ぶのではなく、ケースと自分との関係性の意味付けを繰り返し内省することで、リーダーとしての姿勢を高めることを目標とした教授法だ。

約100名の教職員が研修会に参加

「ケースメソッド研修会」とは、経営教育の高度化を目標として、学部および大学院の教職員を対象に実施されるFDおよびSDだ。

「2022年度ケースメソッド研修会」では、ケースメソッドによる参加者中心型の教育を「学部教育課程」においてどのように発展させていくかを検討し、独自のケース教材の開発や成績評価方法に関する意見交換が行われた。

『STRAIGHT PRESS』より引用
(画像=『STRAIGHT PRESS』より引用)

今年度から日本語および英語の同時開催となり、4月の春と7月の夏に2回開催となった。同研修会には、約100名の教職員が参加。模擬ケース授業や当該科目の講義概要、ケース教材準備、そして授業内での討論運営に関する意見交換が行われ、今後は学外の教育者を受け入れる方針だという。

提供・STRAIGHT PRESS



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