2020年3月8日に現役を引退した東海道新幹線700系。実は、その車両に使われていた高品質のアルミニウムが形を変え、東京駅の構内で再利用さているのを知っていますか? それが八重洲北口改札口を出てすぐの【東京ギフトパレット】。ここだけにしか売っていない美味しいお土産を探すついでに、700系の想い出に触れてみませんか。
|東海道新幹線700系のアルミニウムを再利用
東海道新幹線700系には熱や振動、軽量化の追及など、さまざまな環境や条件に耐えられる高品質のアルミニウムが使われていました。でも塗装や金属製のボルトなどの除去が難しく、再利用がごく一部に限られていました。そこでアルミニウムだけを抽出する方法を開発し、東京ギフトパレットの建材としてサステナブルに使われています。
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東京ギフトパレット内には、東海道新幹線700系のリサイクル建材が使われていることを記したプレートが6枚設置されています。700系は1999年の営業運転開始から、N700系の車両で統一されることになった2020年3月まで運用されました。
東京ギフトパレットの周囲を飾る「のれん」を模した飾りにも使われる再生アルミニウム。一般的なアルミ材にくらべて硬いので、通常の柔らかいアルミと混合して作られています。
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