色打掛の色に込められた意味

赤の色打掛に込められた意味

色打掛の色にはそれぞれ込められた意味があります。赤の色打掛に込められた意味は「決意」です。女性にとって家に嫁ぐことは人生の一大イベント。そんな思いを赤の色打掛は代弁してくれています。また赤は始まりの色とされ、白無垢から赤の色打掛へのお色直しは生まれ変わりを表現するため今でも赤い色打掛は人気なのです。

ピンクの色打掛に込められた意味

ピンクの色打掛に込められた意味は、「愛情」です。桜や桃が咲き誇る暖かい春の日のように、穏やかな愛情が続いてほしいとの願いが込められています。格式のある赤とは違ったかわいらしくモダンな雰囲気でバラなどの西洋の花との相性がよいため、現代では多くの花嫁に愛されています。

青の色打掛に込められた意味

青の色打掛に込められた意味は「高潔」です。青は清々しく澄み渡る空と広大な海を彷彿とさせるとても神秘的な色。また西洋には「サムシングブルー」という言い伝えがあり、青い何かを身に着けた花嫁は幸せになれると言われていることから、青の色打掛は「幸せ」という意味も込められています。

緑の色打掛に込められた意味

緑の色打掛に込められた意味は「調和」です。独身時代の1人から夫婦2人になり、やがて子供が生まれ家族が増えていく結婚。末永く続く幸せの中にはいつでも人との調和があります。新しく家族になる人やこれから出会う人との幸せな日々への願いが込められた色です。

紫の色打掛に込められた意味

紫の色打掛に込められた意味は「高貴」です。高貴といっても身分のことではなく、紫は神秘的な色に精通していることから精神性の面での気高さを指します。夫婦はお互いを尊敬し合い高めていけるような関係を築くこと。そんな願いが紫の色打掛には込められています。

色打掛は季節に合った柄を選ぼう!

色打掛の春の柄

色打掛には季節の柄に合ったものを着ると、洗練された印象に映ります。必ず季節に合わせなければならないという決まりがあるわけではありませんが、そういった基準で選ぶのもいいでしょう。まずは色打掛の春の柄をご紹介します。春と言えば桃や桜が代表的です。そういった可憐な花が春には欠かせません。

そして、菖蒲・藤・椿があります。また牡丹などの華やかさのあるものも春の柄となりますので、好みの花に合わせて選ぶのもいいですね。

色打掛の夏の柄

色打掛の夏の柄は梅雨の季節に美しく咲くあじさいが代表的です。その他笹や竹などの植物、あやめなども夏を表現するのに最適なモチーフです。夏の季節にふさわしい涼し気な柄を選べば軽やかな色打掛になるでしょう。

色打掛の秋の柄

色打掛の秋の柄は紅葉・萩・桔梗・撫子です。深まっていく秋に咲く花々はどこか落ち着きや温かさを感じさせてくれます。秋には紅葉を愛でる日本人にとっては和装のモチーフには最適なものと言えます。

色打掛の冬の柄

冬の色打掛は菊や松が代表的です。大輪の菊や、枝を広げた松はとても厳かで華やかな印象となります。菊と松はおめでたいと言われている代表的な柄のため、人生の門出にはふさわしいモチーフとなるでしょう。

結婚式に人気の古典柄5選

結婚式に人気の古典柄①鳳凰

古くから婚礼衣装には「吉兆模様」という縁起の良い柄が描かれることが多くあります。その柄の意味から色打掛を探してもいいですね。結婚式で人気のある古典柄1番目は鳳凰です。鳳凰は中国に伝わる伝説の鳥。平和と幸福の象徴とされていてとても格調の高い模様です。

結婚式に人気の古典柄②鶴

結婚式に人気の古典柄2番目は鶴です。鶴は長寿の象徴で鳴き声が良く響き、天まで届くと言われていることから、天地を結ぶ存在とされています。また夫婦の鶴は雛の旅立ちまで離れることなく連れ添うため、仲の良い夫婦の象徴ともされています。天と地を結ぶような長い人生を寄り添い、幸せに過ごす願いが込められた柄です。

結婚式に人気の古典柄③貝桶

結婚式に人気の古典柄3番目は貝桶です。貝桶は平安時代の「貝合わせ」という遊び道具のひとつでした。その後江戸時代になると貝殻の内側に色や模様を施し、対の貝殻を探して遊ぶ、今で言う神経衰弱のような遊びに変化しました。

貝桶はその貝をしまっておく入れ物として、2個1対で作られました。対になる貝柄は同じ美しい模様のため他と違えないことから、夫婦和合の象徴として重要な意味をもつようになりました。

結婚式に人気の古典柄④菊

結婚式に人気の古典柄4番目は菊です。その昔菊は中国から漢方薬として伝来され不老長寿や無病息災に効果があると言われてきました。また、中心から幾重にも放射状に広がる花弁を太陽になぞらえたことから花の中でも最上位とされています。そのため日本王室の紋章に使用され格式高い花と認識されています。

結婚式に人気の古典柄⑤御所車

結婚式に人気の古典柄5番目は御所車です。御所車は平安時代に気軽に外出できなかった貴族たちが外に出る時に乗っていた車のことです。御所車はこうした限られた者しか使えなかったことから、富と華やかさの象徴として扱われるようになりました。

色打掛は似合う色と柄のバランスがカギ

『色打掛に似合う色をパーソナルカラー診断!結婚式に人気の古典柄は?』いかがでしたでしょうか?最近では色打掛に迷う花嫁を「色打掛迷子」というようです。それくらい皆さん色打掛を選ぶ時には迷われてしまうんですね。でも今回お伝えした選ぶ基準がわかればもう迷子になることはありません。

色打掛を選ぶ基準はパーソナルカラー診断での似合う色、色や柄に込められた意味などを参考にバランスを考えて選ぶのがカギです。そうすれば運命の一着が必ず見つかりますよ。また、衣装を選んだら今度はヘアアレンジが気になるところです。運命の一着に似合う髪型を見つけるためにこちらも覗いてみてくださいね。

提供・BELCY

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