連載リニューアル『パン野ゆりのパンライフ』。第1回は、パリからパン旅の様子をお届け!【前編】

こんにちは、パンが大好きなパン野ゆりです。

今回は、記念すべき連載リニューアル!
第1回『パン野ゆりのパンライフ』のはじまりはじまり!

『パン野ゆりのパンライフ』では、最近見つけたおいしいパン屋さんの紹介から、巷で流行りのパン飲みをしてみたり、パン旅日記をしてみたり。またまた、おもしろいパングッズの情報やパン好き仲間との対談など、パンにまつわる事柄を毎回パッケージにしてお届けしたいと思っています。

というわけで、記念すべき第1回目の今回は、パリマグに相応しい企画“パリのパン旅”をテーマにお届けです♪


数年ぶり!パリのパン旅中のご機嫌ショット

コロナがはじまり、個人的に渡仏が断念されて2年半。コロナ前だと半年に1度パリへ渡り、大好きなパンを食べ歩いていたのですが、随分と久しぶりにパリのパンとの再会を果たしました!

コロナ前に流行っていたお店がなくなっていたりもしますが(以前お届けしたシルキュスベーカリーも!(涙))、俄然パリのパン界隈は賑わっております。

そんななかで今回滞在中のパリから、個人的にオススメのお店を前編・後編にわけてピックアップしてご紹介していきます♪

前編はパリのパン祭りのレポートを!

滞在期間中にパリでパン祭りがあるということで、もちろん足を伸ばしてきました!日本のパン祭りは本当にどこも賑わっていますよね。

パリのパン祭りはどうなんだろう…?

場所はパリの中心地より少し離れた“ラ・シテ・フェルティル(La cite fertile)”。のどかで日差しが気持ちの良い場所にある、文化センターで2日間の開催。

パン屋さんが出店やークショップの開催、シェフの講演やDJブースなども用意されていました。野外という事もあって日本よりも若干フェス感が強いです!


これでパンを焼く!

私が訪れたのは、1日目の午前中。この日は38℃まで気温が上がるという事で、残念ながら人もパラパラとまばらでした。ルヴァン作りのワークショップを申し込んでいた私も、熱中症の恐れから泣く泣くキャンセル(涙)。ルヴァンは、フランス語で「発酵種」という意味で、乳酸菌と酵母を生育させて作られるパン種のことです。

それでもやっぱりパン祭りの雰囲気は味わいたい!という事でパン祭りの会場へ、いざ!

入口すぐには、なんともレトロで手作り感満載の焼き釜を発見、見つけた途端にテンションがあがりまくります!


これでもパンを焼けるみたい!


DJブースではパンに合う音楽が!?


野外のテントでパン作りに勤しむスタッフの方たち

初日にオープンしているパン屋さんは数が少ないものの、海外のパン祭りは初めてなこともあり、終始ワクワクが止まりません♪

早速、参加しているパン屋さんを覗いてみましょう!


シャンベランはグルテンフリーのパン屋さん


終始大人気だったパン屋さん。店主さんのお話が長いのも売り!(笑)


めずらしいピタパンも!日本ではあまり見かけないですよね。


スタッフさんがフレンドリーなアトリエピーワン


「バブカ」とは、チョコレート入りのバター風味豊かなパン

大好きなアトリエピーワンのバブカもゲット!
パン祭りの良いところは、いろいろなお店のパンを一度にゲットできることですよね。


ここのバブカもおいしかった!ブリオッシュ生地が秀逸でした♪

パンだけでなく、小麦を売っているブースやジャムなどを扱っているブース、パン本だけのブースなんかも見かけました。


日本のパン祭りとは違って行列に何時間もかかる!なんてことはないそう。

どのお店も味見をさせてくれるので、実際に口にして気に入ったパンを購入することができました。

実際に買ったパンは、奥の木陰の広場で食べることが可能。こちらにはカフェテリアも併設されていて、シードルなんかを片手に優雅なパンタイムを楽しみました♪


色んなところにパンが吊るされていて、まるでアート!

パンを食べるだけではなく、シェフの講演を聞いてパンを学んだり、ワークショップでは実際にパンに触れてパンに近づいたり、音楽を聴きながらパンを楽しく食べたり…!パリのパン祭りも、パン好きには堪らないイベントでした♪

次回も引き続きパリのパン事情をお届けしますね。

それではまたね!パンってサイコウ♫