ゲームを攻略するように、プロフィール作りに没頭した
本気を出してプロフィール文を作り込むようになってからみるみるうちにいいねの数は増え、いつの間にか当時住んでいた埼玉県で人気順1位になっていました。メッセージ付きいいねでプロフィールを褒められることも増え、ついには「プロフィールの更新、いつも楽しみにしてます!」という謎のファンのような人も現れて、「男性って意外とプロフィール読んでるんだな……」と驚いたのを覚えています。
数ヶ月も経った頃にはすっかりプロフィール作りに夢中になり、私は「結婚を意識できるような男性と出会う」という本来の目的をすっかり忘れていました。プロフィールを変えると男性の反応やいいねしてくれる男性の層が変わるので、ゲームを攻略しているような感覚で楽しかったのです。しかし、この時はまだ自分がマッチングアプリのプロフィール添削業で独立するなんて想像もできませんでした。
学校の先生から「ペアーズの赤ペン先生」に転身
マッチングアプリを使い込んでいた当時、私は中高一貫校で英語の教員をやっていました。ある日、赤ペンで生徒の英文を添削していた時にふと思ったのです。「これ英文じゃなくて、マッチングアプリのプロフィール文を直す仕事だったらもっと楽しいかも!?」と。それが今の仕事を始めるきっかけでした。
最初はワンコインから始めたプロフィール添削のサービスでしたが、おかげさまで今ではそれ一本で生計を立てられるまでになり、毎日好きなことで人の役に立てる喜びを噛み締めています。私自身もプロフィールを変えたことで、時間はかかってしまいましたが素敵なパートナーとも出会うことができました。
今の自分があるのは、間違いなく幼なじみの「あの一言」のおかげなので、人生何があるか本当にわからないなと思います。思うようにうまくいかないことがあっても、それが結果として思いがけない幸せに繋がることもあるのだと実感しました。
ですが、「結婚を意識できるような男性と出会う」という本来の目標を忘れてマッチングアプリを使い続けるのは婚活的には全くオススメできないので、皆様はくれぐれも真似をしないようにしてくださいね(笑)。
<文/おとうふ>
おとうふ
マッチングアプリ専門家。日本心理セラピスト協会認定心理セラピストの資格を活かし、プロフィール添削のプロとして活躍。マッチングアプリのプロフィール添削を行い、自身もマッチングアプリで300人以上と会った経験がある。TBS「マツコの知らない世界」などのメディアにも出演。著書に『今すぐ!最高の彼に出会うための マッチングアプリ恋愛術』(KADOKAWA刊)がある。Twitter:@o10fusan
提供・女子SPA!
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