|“東京の味”をそろえた美味しい朝食ビュッフェ
味と素材にこだわる朝食は「カフェ THE LOUNGE」の和洋食ビュッフェで6時30分から10時まで。
イチ押しは「豚骨のとろとろ煮込み」。十五代将軍・徳川慶喜が愛した豚肉にちなむメニューで、軟骨とともに醤油と黒糖の甘辛味で柔らかく煮込んだ逸品。圧力鍋で1時間調理した、トロットロの食感です。
ついその名前に食指が動く「削りたてかつおだし」は、大正5年創業の鰹節専門店「築地秋山商店」の削りたてを使った、野菜たっぷりのお味噌汁。血合いを取り除いた上質な鰹節の、削りたての香りと旨味を楽しめます。
「フレンチトースト」は1日卵液に漬け込んでバターで焼き上げた人気メニュー。この日はバターの風味を楽しめるスタンダードと、月替わりで奥深い甘さが持ち味の黒糖の2種類が用意されました。
コーヒーは持続可能な農業ができるよう「レインフォレスト・アライアンス認証」を取得したコーヒー豆を選び、紙ストローを使うなど環境配慮にも取り組みます。
日替り鮮魚の焼き魚をはじめ、スクランブルエッグやソーセージ、ショートパスタまで、バリエーション豊富な朝食メニュー。サラダには野菜の入ったドレッシングなど毎日3種類用意。この日は刻んだニンジンや玉ねぎがたっぷり入った食べる和風ドレッシングもあって、とても美味しくヘルシーでした。
朝食の目玉は、江戸時代に漁師町として栄えた深川の郷土料理「深川飯」。汁掛けの「ぶっかけ」と「炊き込み」を日替わりで提供。さらにお漬物も見逃せません。築地にある「秋山商店」の自家製浅漬けやふりかけ、なめたけなど、ご飯が進むこと間違いなしです。
写真は2022年6月の月替わりメニュー「南高梅と穴子の和風カレー」。セルフでうどんやご飯にかけて朝カレーを楽しみました。
もともと月替わりで提供されていたさまざまな地域のご当地メニューは、好評で継続することも。名古屋のモーニングを東京風にアレンジした、小倉トースト風パンケーキ。作り方も紹介されているので、ぜひ試してみてください。さらに国産小麦や天然酵母を使ったパンを、毎日4種類日替りで用意。アレルギーのある方も食べられるよう、卵を使わないパンも1種類ありました。