東京駅から降りてすぐの場所にある「丸の内」。周辺には天皇陛下がお住まいの「皇居」をはじめ、「丸ビル」や「KITTE（キッテ）」など、絶品グルメを味わえるお店やお土産にピッタリなお菓子などが買えるお店まで見どころ満載！東京観光とあわせて行きたい歴史あるオフィス街・丸の内のおすすめスポットをご紹介します。
「丸の内」ってどうやって行くの？
東京・丸の内へ行くには電車が便利です。日本を代表するターミナル「東京駅」からすぐの場所に位置し、多くの地下鉄が乗り入れる「大手町駅」からもアクセスできます。
シンボルである赤レンガ造りの駅舎周辺には2017年12月7日に「丸の内駅前広場」がオープン！広場中央部には歩行者空間を設けて写真撮影しやすくしたほか、その南北にはバスやタクシーが乗り入れる交通広場を設け、バスで銀座や築地、日本橋といった観光地へアクセスしやすい環境を整えました。
また丸の内や日比谷、大手町を周遊する無料巡回バス「丸の内シャトル」を利用して散策するのもおすすめ。10時から20時まで12分～15分間隔で運行します。東京観光の際、道に迷う不安を感じている方はチェックしてみて。
運賃：無料
運行時間：【平日】8時～20時【土日祝日】10時～20時
約12分～15分間隔で運行（※一部時間帯を除く ※1月1日のみ運休）
【1】東京駅からすぐ！グルメ＆ショッピングが楽しめる「新丸ビル」
東京駅丸の内中央口、北口から歩いてすぐのところにある商業施設「新丸ビル」。通りの向かい側にある「丸ビル」とともにおしゃれな飲食店やブティック、雑貨店などが出店しており、丸の内で働くビジネスマンをはじめ、観光客にも十分楽しめます。
東京駅丸の内駅舎の眺望を楽しめるレストラン「RIGOLETTO WINE AND BAR」
新丸ビルに来たら訪れたいのが、東京駅丸の内駅舎を眺めながら食事ができるお店。中でも7階にあるイタリアンレストラン「RIGOLETTO WINE AND BAR（リゴレット ワインアンドバー」。小皿料理からパスタ、ピッツア、さらに地中海産のワインまで幅広いメニューを用意しています。
店内はオープンキッチンの活気が伝わるメインダイニングだけでなく、東京駅を一望できるテラスに面したバーカウンターまでさまざまなシーンにあわせて食事を楽しめる座席を用意しています。
人気のランチセット（税込1,836円）は小皿料理のタパスやサラダ、ピッツア（またはパスタ）、デザートとドリンクのついた一品。追加料金を払えば、「仙台黒毛和牛のボロネーゼ」（プラス税込216円）や4種類のチーズをトッピングしたピッツア「クアトロ フロマッジオ」（プラス税込216円）も堪能できます。
「かつ吉」で新鮮な銘柄豚を使った「トンカツ」を食べよう！
新丸ビル5階は和洋中の飲食店が立ち並ぶフロア。中でも東京で人気のとんかつ専門店「かつ吉」では毎朝厳選した国産の銘柄豚を使用したとんかつが味わうことができ、ランチタイムを中心に行列ができます。
おすすめの一品は国産銘柄豚を使った「ひれかつ定食」。肉汁がたっぷり詰まったひれ肉を丁寧に揚げた一品でひれ肉の柔らかな食感とともにジューシーでさっぱりとしたおいしさを楽しめます。おかわりが自由のキャベツサラダや青しそごはんとともに味わってみましょう。
“MADE IN TOKYO”のパンが買える「POINT ET LIGNE」
「POINT ET LIGNE（ポワンエリーニュ）」は丸ビル地下1階にあるパン屋さん。独自に開発した国産の良質な小麦を使って焼き上げたオリジナルのパンを買うことができるほか、バーも併設しており、オリジナルのパン料理やスイーツも味わえます。
細長い形をした「アン ビザー」はオリーブオイル風味のあんぱん。黒糖を使ったこしあんを、甘さ控えめのパン生地で包んで焼き上げられています。サクサクとした食感と甘さ控えめのこしあんの風味を堪能してみて。
また「テリーヌ オ ショコラ」はお土産におすすめの一品。フランスのチョコレート店「ヴァローナ」のチョコレート「カライブ」を贅沢に使っており、カカオの香りとともに生チョコの濃厚な口どけを味わえます。
【2】江戸城跡の面影が残る「皇居外苑」「皇居東御苑」を散策しよう！
東京駅丸の内駅舎から行幸通りを歩いていくと、「皇居外苑」が見えてきます。かつて江戸城がありましたが、明治時代に京都から東京へ首都を移転して以来、天皇陛下がお住まいになっています。特別な日を除いて皇居の中に入ることができませんが、皇居外苑では江戸城の痕跡巡りを楽しめます。
皇居外苑のシンボルが「二重橋」。普段目にしている皇居正門に近い石橋が二重橋と考えている方もいますが、実はその先にある鉄橋が「二重橋」といわれています。
また皇居外苑にある「皇居前広場」を歩いていくと「桜田門」が見えてきます。幕末、江戸幕府の大老・井伊直弼（いいなおすけ）が水戸藩の浪士によって暗殺された「桜田門外の変」の舞台としても知られていますが、江戸時代からの遺構としても歴史的な価値があります。
「皇居東御苑」で庭園散策を楽しもう！
また皇居外苑から大手町駅に向かって歩くと「大手門」が見えてきて、その門から「皇居東御苑」に入ることができます。「大手門」だけでなく、東京メトロ東西線・竹橋駅近くにある「平川門」や「北桔橋門（きたはねばしもん）」からも入れます。
園内にはかつて江戸城本丸があった「天守台」をはじめ、現存する櫓の中で最も古い「富士見櫓（ふじみやぐら）」、さらに江戸幕府九代将軍・徳川家重（とくがわいえしげ）の時代の庭園を再現した「二の丸庭園」など、木々や花々とともに歴史散策を楽しめます。
また大手門から少し歩いたところに「三の丸尚蔵館」があり、皇室で代々受け継がれた絵画や彫刻、工芸品などを鑑賞できます。展示品は、期間によって異なるので、詳細は宮内庁の公式ホームページでチェックしましょう。
