『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーベル・スタジオ劇場公開最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』の公開が11月11日に決定。先日、アメリカのサンディエゴで開催された「コミコン2022」で、全世界待望の特報が解禁し大きな話題を呼んだ。その特報を彩る楽曲などが収録されたEP「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー:プロローグ」がアメリカ時間7月25日(月)に急きょリリースされた。
『ブラックパンサー』や『ヴェノム』など数々のヒット映画の音楽を手がけたアカデミー®、グラミー®、エミー®賞受賞の作曲家ルドウィグ・ゴランソンがプロデュースした本作には、ナイジェリアのアーティストTemsによるボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズの名曲「No Woman, No Cry」のカバー曲を収録。本カバー曲は、特報で使用されており、エモーショナルで心揺さぶられるということで、すでに世界中のマーベル・ファンの間で話題となっている。
また、ガーナのアーティストAmaaraeによる「A Body, A Coffin」、メキシコのラッパーSanta Fe Klanによる「Soy」も収録されている。
本作のインスピレーションについて、ライアン・クーグラー監督とルドウィグ・ゴランソンは、次のようにコメントしている。
「このプロローグは、“ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー ”の最初の紹介となるものを聴覚的に表現したものとなります。本作の音の世界観を作り出すために、メキシコとナイジェリアへ長期旅行をすることから始めました。伝統的なミュージシャンと何日も一緒に仕事をし、彼らの音楽の文化的、社会的、歴史的な背景について学びました。そして、彼らの音楽要素の伝統的な活用と新たなる活用の両方を追求し、インストゥルメンタルとボーカルのレコーディングのカタログを作りました。滞在中の夜には、映画の登場人物やテーマに近い現代アーティストとレコーディング・セッションを行いました。伝統的なミュージシャンたちのレコーディングを元に、登場人物、ストーリー、カルチャーのために、言葉を音楽として作り出しました。“ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー”のスコアとサウンドトラックは、こういったセッションやワークショップから発展したものであり、没入感と包み込むような音の世界観を作り出すためのひとつの作品として、作られています」