レディースの洋服には、様々な襟やネックの種類があるのをご存知ですか?今回は、カットソー・シャツ・ニットと分類して、それぞれ襟やネックの種類についてご説明します!また、顔の形や体型に合った襟についても紹介するので、自分に似合う襟やネックが分かりますよ。
【シャツ編】襟の種類5選
①レギュラーカラー
レディースでもメンズでも、スタンダードなシャツの襟がレギュラーカラーです。一般的なワイシャツで最も使われている形なので、スーツに合わせる時や、ビジネスシーンでかっちりとしたスタイルにする時は、この襟を選ぶのが良いですよ。
レギュラーカラーの別の名前はスタンダードカラーと言います。一番オーソドックスな形の襟ですが、時代の変化に合わせてラインや形が変化してきました。その時代に最も適している襟なので、トレンド感も掴むことができます。
レギュラーカラーのシャツは、レディースなら一番上のボタンを開けて着こなすのがおすすめです。男性はネクタイをつけるので、全てのボタンを閉めますが、女性は1つ開けた方がスタイリッシュに着こなすことができますよ。
②オープンカラー
オープンカラーという形は、通常のワイシャツの襟に比べて、襟が広く開いているシャツの名前です。首の部分がしっかりと出るので、レギュラーカラーよりもカジュアルでルーズな印象に見えるのが特徴です。そのため、スーツなどかっちりとした着こなしには合わせないのが一般的です。
ゆったりとした印象に見えるので、オーバーサイズのシャツの襟として採用されることが多い形です。レディースの場合は、デコルテをアピールすることができるので、女性らしさや華奢な印象に見せることができます。
③ステンカラー
シャツだけでなく、コートでも耳にすることが多い名前の襟がステンカラーです。ステンカラーとは、襟の後ろ部分が高く設計されており、前側を折り返すのが特徴です。首元をゆったりと着こなせるので、メンズライクなファッションなどに活用するのがおすすめです。
ナチュラルで柔らかい印象に見せられる襟なので、カジュアルなファッションの時や、ルーズなファッションと組み合わせると相性がいいですよ。また、レディースには少ない襟のラインなので、メンズっぽいファッションを楽しみたい時にもおすすめです。
④スキッパーカラー
スッキッパーカラーという名前の襟は、襟の部分がVネックになっている形の襟を指します。この形のシャツの場合、ボタンは襟の下部分だけになっていることが多く、自分でVの部分を調整できる形ではありません。
Vネックになっていることで、スタイリッシュな印象に見えます。オフィスカジュアルなどにぴったりなラインが出せますよ。デコルテが大きく出るので、女性らしい印象に見せる事もできます。スカートスタイルよりも、パンツスタイルにぴったりなラインです。
シャツには、様々な名前の襟が使われており、襟によって印象が違ってきます。今回紹介した名前の襟の着こなしも紹介しているので、参考にしてみてください。
⑤スタンドカラー
上から見た時に襟の部分のラインが円形になっているのが、スタンドカラーという名前の襟です。シャツ特有の襟がなく、首元がすっきりと見えるのが特徴です。メンズのシャツよりも、レディースのシャツで見かけることの多い襟です。
フェミニンで柔らかい印象になるので、レディースらしいラインを見せたい時に活躍します。また、スタンドカラーシャツは第一ボタンまで閉めることで形が完成するので、上までしっかりと閉めるのがおすすめです。首元が露出しないので、きちんとした印象に見せることができますよ。
【ニット編】襟の種類4選
①タートルネック
タートルネックは、首の部分を全て覆い隠すタイプの襟を指します。ニットに使われることがほとんどで、流行り廃りのない形の襟です。首の部分をしっかり隠すので、かっちりとした印象に見せる事も出来ます。カジュアルからフェミニンまで様々なファッションに対応できるニットです。
冬場にしか登場しない襟だと思われがちですが、ノースリーブタイプのタートルニットも多いので、夏場でも着ることができます。胸元が露出しないので、着こなしやすく幅広い年代のレディースファッションにおすすめのタイプです。
②ボトルネック
タートルネックと似ているのがボトルネックという名前の襟です。タートルネックが、首元全てを覆い隠すのに対して、ボトルネックはその半分のエリアを覆い隠します。ペットボトルなどボトルの口の部分に似ていることから、この名前がつきました。
襟の部分の面積がタートルネックより少ないので、よりカジュアルな印象で着こなすことができます。首の部分も多少出るので、抜け感も出ますね。首元が詰まった服が似合わない方でも、ボトルネックであれば着こなしやすいですよ。
③クルーネック
首の部分が丸い形になっているのがクルーネックです。柔らかくナチュラルな印象に見える襟なので、レディースからメンズまで幅広いファッションに対応してくれます。デコルテの部分が隠れるタイプなので、カジュアルなファッションにもおすすめです。
クルーネックは、ニットの中ではオーソドックスなタイプの襟です。タートルネックのように首全体を隠す形ではありませんし、Vネックのようにデコルテが見えるような形では無いので、バランスがとれる形だと言えます。
④スクエアネック
襟の部分が四角くカットされている形のニットをスクエアニットと呼びます。最近トレンドの襟なので、流行を押さえたい方にもぴったりです。デコルテの部分がしっかり見えるのにも関わらず、胸元は隠れているので、ほどよい女性らしさをアピールしたい方にぴったりです。
比較的どんな体型の方にもマッチするのが特徴です。若い女性のファッションに使われることが多いですが、幅広い年代の女性に対応できる形の襟ですよ。様々なファッションと相性がいいので、使い勝手の良い形の襟だと言えます。
【カットソー編】襟の種類4選
①ラウンドネック
ラウンドネックとは、カットソーの中でも最もオーソドックスなタイプの襟です。首の部分が丸くカットされており、ほどよくデコルテが見えるような形になっています。レディースでもメンズでも使われることの多い襟で、1つ持っておくと便利です。
かっちりとした印象というよりかは、柔らかくカジュアルな印象に見えるラインなので、オフィスファッションなどには向かないです。また、Uネックと混同されやすいですが、Uネックは胸元がもっと大きく開いた形の襟を指すので、ラウンドネックとは種類が違います。
②Vネック
襟の部分がV字にカッティングされているカットソーのことをVネックと言います。比較的オーソドックスな種類なので、持っている方も多いでしょう。デコルテが出るので女性らしい着こなしが楽しめます。その一方で、似合いにくい体型の方も多いです。
③Uネック
襟の部分がUの字にカッティングされているのがUネックです。ラウンドネックと似ていますが、アルファベットのUのように深くカッティングされているので、女性らしく見せることができます。胸元の深さはVネックと変わらないので、体型に合わせて選ぶのがおすすめです。
④ボートネック
襟の部分がボートのようにカッティングされているのがボートネックです。浅く横に広くカットされているのが特徴的です。女性らしさをアピールできる半面、カジュアルに見せることができる形の襟になっています。