宮古島と周辺の島々を結び、エメラルドグリーンの海の上をどこまでも一直線に伸びる橋。宮古島はただ車でドライブをするだけでも魅力的な島です。そんな島をさらに魅力的にしているのが、警官型の人形「宮古島まもる君(または宮古まもる君)」。まもる君は20人兄弟(男19、女1)で、全員に違う名前がついているのですが、それらすべての警官型の人形を総称して長男(?)の名前である「まもる君」と呼ばれています。今回は、そんなまもる君兄弟を探す宮古島ドライブについてご紹介。さて、あなたは何人見つけられるかな?
「まもる君」は、宮古島の交通安全を見守る頼もしい存在
まもる君は、宮古地区交通安全協会によって1996年から島内に設置されました。最初に設置されたのは5人。その後徐々に増え、現在は宮古島だけではなく伊良部島や多良間島を含めて全部で約20人配属されています。
一体一体手作業で塗装されているため、それぞれ顔が違うそうなのですが、生産していた工場が倒産してしまったため、これ以上の増員は不可能なんだとか。そして、島中に配置されているまもる君ですが、数年に一度の割合で人事異動があるらしいので、いつの間にか場所が変わっているかもしれません。
いざ、まもる君を探す宮古島ドライブへ!
宮古島は沖縄・那覇から飛行機で約50分。サンゴ礁の海に浮かぶ絶景の島です。朝日や夕陽を眺めたり、美しい砂浜があるビーチを目指して走ったり。どこをドライブしても、宮古島ならではの美しいシーンを堪能することができます。
まずは来間大橋にいる「てつや」
来間大島へ続く道路の交差点には「てつや」が立っています。ちょっと不気味な表情で、最初に見かけたときは正直ぎょっとするかもしれませんが、何度か見かけるうちに徐々に親しみが湧いてくる表情です。
そしてこの「てつや」との出会いを皮切りに、だんだんとまもる君たちを発見するのが楽しみに…。
久松中学校近くにいる「いさお」
久松中学校近くの交差点、三角地帯に立っているのが「いさお」。交差点の真ん中でキリッとした表情で目を光らせています。
「いさお」は人事異動で移動していた
この「いさお」、まもる君兄弟の勤務場所が記されている「まもる君ちんすこう」の地図とは異なる場所に立っていました。どうやら人事異動があったらしいです。ちなみにこの「まもる君ちんすこう」とは、パッケージの裏にまもる君兄弟の居場所が記されたちんすこうのこと。まもる君探しに重宝するアイテムで、お土産にもなるので、購入して損はないです。
県道230号にたたずむ「すすむ」
そしてなかなか発見しづらいのが県道230号線にたたずむ「すすむ」です。実際に筆者も車で一度は通り過ぎてしまい、戻って発見することができました。
宮古島まもる君に関する情報は多いものの、それぞれの具体的な位置について書かれている情報は意外と少ないです。少ない情報とカーナビを頼りに車を走らせてやっと発見できた時の喜びもぜひ楽しんでください。