10月の時候の挨拶例文【下旬】

時候の挨拶まとめ。季節を感じる書き出しを上旬・中旬・下旬でご紹介
(画像=pixabay.com Folkより引用)

地域によっては初冠雪・初雪なども聞かれるようになる10月下旬。こういった季節の変わり目の時候の挨拶は紅葉や寒さにフォーカスしたものも多くなるので、そこから体調などの気遣いに繋げると書き出しがスムーズになります。

これからご紹介する例文に、相手との関係性に適した10月の時候の挨拶がきっとあるでしょう。

10月らしい鮮やかさがある時候の挨拶


拝啓 紅葉の候、貴社ますますご繁栄のことと心からお喜び申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り、厚く感謝いたしております。


「紅葉の候」は、木々の葉がきれいに色づいてきた10月下旬ごろにぜひ使いたい時候の挨拶です。もみじやイチョウなどが赤や黄色に染まり、地方によっては一層秋らしい季節になり昼間でも肌寒く感じますね。

実は、「紅葉」はそのまま時候の挨拶に使える単語。秋らしさを感じる時候の挨拶はビジネスの挨拶状やお礼状はもちろん、友人知人への挨拶など幅広いシチュエーションに使えるでしょう。

秋の美しさをあらわす時候の挨拶


拝啓 錦秋の候、○○様には一段とご清祥のことと拝察いたしております。


漢字からも美しさがある漢語調の時候の挨拶に、「錦秋の候」があります。錦とは色とりどりの糸で模様が作られた高級織物で、赤や黄色など木々が色づいていることを錦に例えたのがこちらの時候の挨拶です。

主に10月~11月頃に使われますが、より風流さを演出したいなら相手が住んでいる場所の紅葉の状況まで調べると◎。時候の挨拶と日常の風景がマッチしていると、よりよい使い方になります。

冷える地域・時期に使う時候の挨拶


北国からは初雪の便りも聞かれるころとなりましたが、お変わりありませんか


秋らしさがより深まってきたころに使いたい時候の挨拶がこちら。10月下旬は地域によっては気温が15℃前後まで下がり始め、山間部では初冠雪・初雪などもちらほらニュースになり始める頃。

時候の挨拶はあらたまった場面でも使われますが、言葉の正しさより「実際の季節・気候に合っているか」を重視する傾向も。季節のニュースなどをチェックすると、素敵な時候の挨拶が生まれるかもしれません。

気遣いがあたたかい時候の挨拶


灯火親しむ秋の夜長とはいえ、あまり夜更かしされませんように。


こちらは年上・同年代はもちろん、学校に通う年頃の方へも使える時候の挨拶ではないでしょうか。いくら秋の夜長とはいえ、体調を崩すまで楽しんでいては本末転倒。

「体調への気遣い」は時候の挨拶でも多く使われるので、例文のほかには「健やかにお過ごしください」なども失礼がなく、締めの言葉に適しています。秋らしい季節の10月をより一層楽しんでもらいたいからこそ使いたい、おすすめの時候の挨拶ですね。

10月の時候の挨拶例文まとめ

今回は10月に使えるお手紙・お礼状などの時候の挨拶の例文をご紹介しました。過ごしやすい気候になる10月は行楽・レジャーがとても盛んな季節で、相手の趣味や好みに合わせた時候の挨拶もおすすめ。

また、漢語調の時候の挨拶もとても秋らしいものが多く、丁寧ながらも季節の豊かさを楽しめるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね!

提供・Folk



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