映画『仮面の男(1998)』は、フランスを舞台にしたアメリカ映画です。『ブレイブハート』や『パール・ハーバー』で有名なランダル・ウォレス監督のデビュー作品でもあります。この記事で紹介するのは『仮面の男(1998)』の詳しいあらすじです。鑑賞前の方はネタバレに注意してご覧ください。

映画『仮面の男(1998)』とは

映画『仮面の男(1998)』は、アレクサンドル・デュマの小説『鉄仮面』を映像化した作品です。『タイタニック』で有名なレオナルド・ディカプリオが主演を務めました。

舞台は、絶対王政全盛期である17~18世紀のフランスです。ルイ14世と仮面の男の謎を描いた壮大なストーリーとなっています。

年齢を経た三銃士アラミス、アトス、ポルトスの活躍や王妃の秘密の恋愛が描かれました。ミステリーやラブストーリーいろいろな側面を持つ歴史映画です。

ランダル・ウォレスの監督デビュー作

【ネタバレ】映画『仮面の男(1998)』あらすじを徹底解説!
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画『仮面の男(1998)』の監督は、『ブレイブハート』や『パール・ハーバー』で有名なランダル・ウォレス監督です。ランダル・ウォレスは、脚本と製作も兼任しています。

製作総指揮は同じく『ブレイブハート』で有名なアラン・ラッド・JRです。レオナルド・ディカプリオが主演ですが、他にも話題作に出演した俳優が出演しており、『チャイニーズ・ボックス』のジェレミー・アイアンズや『ハムレット』のジェラール・ドパルデューが出演いています。

フランスを舞台にしたアメリカ映画

【ネタバレ】映画『仮面の男(1998)』あらすじを徹底解説!
(画像=『Sorte plus』より引用)

映画『仮面の男(1998)』は、17~18世紀のフランスが舞台となっています。ストーリーで特に目立って活躍するのは、ルイ13世の親衛隊だった3人です。

かつては親衛隊としてルイ13世を守り抜いたアラミス、アトス、ポルトスはルイ14世が即位するころには、既に年老いていました。しかし、老いた親衛隊のなかでダルタニアンだけが若き王であるルイ14世に仕えていました。

『仮面の男(1998)』の簡単なあらすじ

【ネタバレ】映画『仮面の男(1998)』あらすじを徹底解説!
(画像=『Sorte plus』より引用)

17~18世紀のフランスは、とても貧しい国でした。国民は飢えに苦しむ日々を過ごす一方で、王族は贅沢に過ごしています。即位した若いルイ14世は、暴君で有名でした。

ルイ14世は、地下牢に彼の双子の弟であるフィリップを幽閉しているという秘密があります。先代のルイ13世の親衛隊として活躍した三銃士たちは、あるときにこの秘密を知りました。

三銃士は、鉄仮面を付けられて地下牢に幽閉されていたフィリップを助けます。そして、仮面舞踏会にルイ14世と入れ替える計画を立てました。一度目の計画は失敗に終わりますが、結果として入れ替えに成功します。