7月8日(金)に公開するやいなや『トップガン マーヴェリック』の快進撃を押さえ、公開3日間で興行収入5億8,601万円を記録し、週末動員ランキングでNO.1を獲得する大ヒットスタートを切った『ソー:ラブ&サンダー』。そしてその勢いは留まることなく、公開11日間で興行収入10億3,346万円、観客動員657,695人を記録し、早くも興行収入10億円を突破!まだ始まったばかりの夏休み映画シーズンで、大本命として輝かしい成績を残した。

映画は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を舞台に、激闘の末多くの仲間を失い、いつしか戦いを避けるようになっていたアベンジャーズBIG3最後の一人、雷神・ソーがヒーロー卒業を宣言し、”自分探し“の旅へ出ることを決める物語。ユーモアあふれる表現と迫力ある映像だけでなく、それ以上にストーリーに共感する声が多く上がっており、まさかの感動作としてのギャップに、多くのファンが虜になっている本作。

本作の大ヒットを支える大きな要因の一つが、劇中の要所要所に使用されている80年~90年代初期のヘヴィメタルなどの名曲たち。リリースから35年経つにもかかわらず、米ビルボードの“Hot Hard Rock Songs”チャートで首位を獲得したガンズ・アンド・ローゼズの「スウィート・チャイルド・オブ・マイン」他、80年代から90年代初期にかけて黄金期を支えた楽曲が映画をさらに盛り上げている。鑑賞したファンからも「ソーの映画観てきたらガンズの曲ガッツリくるからLIVE行きたくなるよね」や「ソー見た後にガンズ聞かない人0人説」など、映画の感想とは思えないほど音楽押しの絶賛コメントが続出。さらには「ソーでもツェッペリンとガンズ、アイアンマン、スパイダーマンではAC/DC。ロック×マーベル良き良き。」や「メタル的には、ガンズ3曲使った上に劇中もネタ入れてやたら推してくるし、エンドロールにDIOのRainbow in the Dark流れる他にも、キャスト紹介で80sメタルフォント使ってるのもポイント高い。」といった、コアな音楽ファンすらも感心したコメントも多くSNSに上げられており、劇場にはマーベルファン以外にも10~20代中心の若者や、ガンズ・アンド・ローゼズの音楽が影響していると思われる50代映画ファンが中心となって、これまでのマーベルファンとは異なる新たな客層が足を運んでいるのも大きな特徴となっている。