3. 重要文化財 旧開智学校と県宝 松本市旧司祭館
旧開智学校は、日本で最も古い学校の一つで、国の重要文化財に指定されています。現在保存されている校舎は、明治9年に建てられたものです。当時、校舎の建設にかかった莫大な工事費の7割は、市民の寄付で賄われました。松本市民の教育に対する熱意や、開智学校への期待が窺い知れます。
開智学校は建物だけでなく、展示物も見逃せません。教育に関する博物館として、江戸時代から現在までの教科書などの各種教育関連資料が多数展示されています。
基本情報
○開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし入館は午後4時30分まで)
○休館日:12月29日から1月3日/3~11月は第3月曜日(祝日の場合翌日)/12~2月は毎週月曜日(祝日の場合翌日)
○観覧料:大人:300円、小中学生:150円
○徒歩でのアクセス:松本駅から約25分/松本城から約10分
なお、隣接する「旧司祭館」は入館無料です。明治22年にフランス人の神父・クレマンによって建築された西洋館です。日本で初の本格的な「日仏辞典」を編纂しはじめた歴史的な場所でもあり、長野県の県宝に指定されています。こちらもお見逃しなく。
基本情報
○開館時間:午前8時30分から午後5時まで(ただし入館は午後4時30分まで)
○休館日:月曜日(祝日の場合翌日)、12月29日から1月3日(ただし3~11月は無休)
○観覧料:無料
○徒歩でのアクセス:松本駅から約25分/旧開智学校から0分
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