子供のウソに対処するコツ
子供は大好きなパパママを喜ばせたり、満足させたいという想いからついウソをついてしまうことがあります。そんなときは、一方的に強く叱りつけるのではなく、子供の空想の世界に共感してあげたり、一緒に楽しんであげたりすることも大切です。
また、低年齢の子供であれば、ウソをつくことで人から信頼を失ったり、人を傷つけたりすることを理解していません。子供は、ウソをつくと叱られる、と表面上のことは理解していますが、大人が子供たちにウソをつくのがなぜダメなのか、をどう教えていくかが重要になってきます。大人は、子供がウソをついたときにどう対処すればいいのか、2つのポイントをご紹介します。
1、ウソを叱ったり、罰を与えたりして子供を怖がらせない
子供がウソをついたときに絶対にやってはいけないことは、きつく叱ったり、罰を与えたりして子供を怖がらせることです。叱ったり、罰を与えたりしても子供のウソは減りません。「叱られること」や「罰」に対して恐怖感を持ってしまうため、さらにウソを重ねてしまうこともあります。
しかも、恐怖感が強い子供の方が、恐怖感が弱い子供よりウソを突き通す傾向があるそうです。また、罰を強くしても子供のウソをつく頻度は減らず、むしろウソを突き通そうとする姿勢を強めるだけなのです。
2、正直に話すことの価値をわかってもらう
海外の童話で「ジョージ・ワシントンと桜の木」というお話があるのをご存知でしょうか? 新品の斧を購入したワシントンが、新品の斧を使いたくて、お父さんが大切にしていた桜の木を切ってしまったのですが、ワシントンは、木を切ってしまったことを正直にお父さんに伝えました。お父さんは、正直に話してくれたことが桜の木よりも価値があると喜んでくれました。このお話を子供に聞かせた調査では、少年は75%、少女は50%ウソが減少したそうです。
つまり、正直に話すことの価値が分かれば子供はウソをつかなくなるということでしょう。ウソをついた子供に対する言葉がけのポイントは、2つあります。1つ目は、子供が正直に話したときにパパママや周りの人が喜ぶこと、2つ目は、ウソをつかないで真実を伝えてほしいと事前に約束をすることです。子供が正直に話すことの価値を理解すればウソはだんだん減っていくでしょう。
まとめ:子供が正直に話せる雰囲気を作ってあげましょう
子供がウソをつきはじめるのは、早い子供で生後6ヶ月~1歳ごろからです。赤ちゃんのうそ泣きも嘘の一種。パパママは、赤ちゃんのうそ泣きを見抜く力を養っておくと良いですね。そうすれば、赤ちゃんがうそ泣きをしても余裕を持って接することができます。また、3歳頃から話し始めると少しずつウソをつきはじめます。時には、共感してあげることも必要です。
そして、ウソはいけないことだからと強く叱りつけたり、罰を与えたりすることは絶対にしてはいけません。子供が正直に話せる雰囲気作りをしてあげるのもパパママの役目です。子供は、パパママが大好きです。だから、パパママに正直に話すことで喜んでくれると分かれば、きっと成長とともにウソをつくことが減っていくでしょう。パパママは、今だけと思って子供のウソに付き合ってあげると良いですね。
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