北海道三大秘湖の1つに数えられる神秘的な湖、オンネトー。見る角度によって、湖面の色が変化することから別名「五色沼」とも呼ばれる美しい湖です。周囲を大自然に囲まれたオンネトー周辺には湖以外にも見どころがあり、多くの観光客が訪れます。今回は北海道屈指の絶景スポット、オンネトーの見どころと周辺の立ち寄りスポットをご紹介します。
オンネトーとは?
十勝地区足寄(あしょろ)町東部の阿寒国立公園内にある湖オンネトーは、雌阿寒岳の噴火により螺湾(らわん)川の流れが止められてできた湖です。
「オンネトー」とは、北海道の先住民族であるアイヌの言葉で、「年老いた沼」や「大きな沼」を意味します。
季節や天候、時間と共に色合いが刻々と変化していき、見る角度によって澄んだ青、エメラルドグリーン、ダークブルーに色が変わることから、別名「五色沼」とも呼ばれています。
オンネトーの神秘的な美しさは、千歳市の「オコタンペ湖」、上士幌(かみしほろ)町の「東雲(しののめ)湖」と共に「北海道三大秘湖」に数えられています。
大自然の美しい景色を楽しめるオンネトーですが、特に秋には紅葉の名所として知られており、青い湖面と紅葉のコントラストは見る者を恍惚とさせます。
北海道屈指の美しい景色を楽しめる絶景スポットです。
美しいオンネトーを楽しもう!
オンネトーは、周囲が2.5kmあり、湖畔には散策路が設けられているので歩いて巡ることができます。
1つの場所から湖を見るだけでは色の異なりが判りづらいですが、湖畔を歩いてみると、見る角度や場所によって湖の色が異なることがよく判り、「五色沼」の別名にも納得できます。
また、各所に車を停めるスペースが設けられているので、車で湖畔を巡ることもできます。
特にオススメの絶景スポットは、西側湖畔にある展望デッキです。
湖全体を見渡すことができ、周囲の大自然とオンネトーが織り成す美しさを堪能できます。
四季ごとの趣ある風景や、変化する湖の色など、ぜひ、じっくりと楽しまれて行って下さいね。