『ミッシングデイ』のネタバレあらすじ
ここからは、『ミッシングデイ』のネタバレを含めたあらすじを起承転結の4パートに分けてまとめます。どのようにしてストーリーが展開していくのか、より詳細に知りたい方はこちらをチェックしてください。
ネタバレあらすじ①プエルトリコで養子を迎えた夫婦
ハイチで大地震が起こったころ、スティーヴンとシャノン夫妻は7歳のニーナを養子に迎えます。プエルトリコで署名をし、3人は担当者のレイガードが家族の仲を深めるためにと用意した海辺へ行きます。
彼らがビーチに行くと、そこでベンという男に出会います。彼は体験型の研修中で、隣にいると話しました。夜になり、家族が海辺のコテージで寝ていると、ベンの家から大音量で音楽が流れ、スティーヴンは窓を閉めます。
次の日、ベンは彼らに謝りベロニカとサロを紹介します。皆は和解しました。シャノンが少し離れた場所で寛いでいるとベンがやってきます。二人とも養子である過去を持っていました。ベンから見られていると感じ、シャノンは足の傷を隠します。
この一連の流れを見ていたスティーヴンはホテルを移ることに決めます。かつて飲みすぎて妊娠しているシャノンに車で迎えにきてもらった時、事故に遭った経験を持つスティーブンは、酒を飲まないことに決めていました。
しかし眠れず散歩に出ると店でベンたちに出会い、成り行きで奢り合うことになります。スティーヴンは金を置くだけおいて帰ろうとしますが、サロが怒り出して暴行され、酒をかけられてしまい、スティーヴンは警察に連れて行かれます。
シャノンとニーナが迎えにきて、スティーヴンは彼らに事情を説明します。警察官は、そんな連中とは関わらない方が身のためだといい名刺をくれたのでした。
ネタバレあらすじ②姿を消した養女ニーナ
次の日、ニーナがいなくなっていることに気がついたスティーヴンとシャノンはホテル中を探します。警察にニーナの写真を見せようとすると、養子縁組のサイトは消えており、電話もつながりませんでした。
業者の建物にも誰もおらず、ニーナと紹介業者は領事館に申請されていないことがわかります。二人は6万ドルを支払っており、リクレイムという近年多発している詐欺であることが判明します。
悲しむシャノンと、彼女に何も言わず追加料金を支払っていたというスティーヴンが口論していると、二人の元にベロニカがやってきてニーナの居場所を知っていると言います。二人がついていく意図、ベンとサロに銃で脅され車に乗せられてしまいます。
ベンは二人がかつて遭った事故の示談金のことを新聞を通じて知っており、さらに強請ろうとしていたのです。そして彼らを脅し銀行のパスワードを聞き出します。
ネタバレあらすじ③ニーナの背後にいた養子縁組詐欺集団
ベンの指示でサロがスティーヴンを連れて銀行に金を受け取りに行きます。スティーヴンは金を受け取り銀行を出ると、隙をついてサロから逃げ、タクシーに乗って警官に連絡します。しかし警官の対応が遅いので、スティーヴンは自ら別荘に行きます。
一方シャノンは拘束を解き、逃げ出してニーナのいる部屋に入り込みます。スティーヴンもそこへきて、追手のベロニカやサロ、ベンから車で逃げます。追ってきたサロはトラックと事故になり、ベンは木に衝突して車が発火しました。
ネタバレあらすじ④養女を取り戻そうと奔走した夫婦、結末は…
スティーヴンとシャノンとニーナの3人はなんとか助かり、警官に送り届けてもらいます。しかし追ってきたベンにより警官が殺されます。3人はトランクに乗せられアンジーの家に連れて行かれました。そこで取り分についてベンと口論になったアンジーは殺されます。
ニーナが叫んでベンがそちらに気を取られている隙に、シャノンはゴルフクラブで彼を殴り、スティーヴンがベンを射殺することに成功します。怯えたニーナは落ちていた銃を持ってスティーヴンとシャノンに向けます。
二人はニーナに大切に育てるといい、怖がらなくて良いと話すと彼女は銃を下ろします。3人が浜辺に出ると、遠くから駆けつけてくるパトカーの音が聞こえるのでした。