ヘアメイクの森田玲子です。平行眉は、今のトレンドメイクとも相性がよく、年齢問わずに人気の形。けれど、直線的なデザインだからこそ、一歩間違うと顔全体がのっぺりして見え、眉ばかりが強調されてしまうことも…。今回は、間違いがちなNG眉をご紹介しながら、今っぽい平行眉の描き方をご紹介いたします。
(1)ぼやけた印象の色ムラ眉
ナチュラルな印象に仕上げたいからといって、パウダーだけでなんとなく…仕上げてしまった色ムラのある平行眉。毛と毛の間の色が抜けていると、顔の印象までぼやけてしまい、手抜き感が生まれてしまいます。
誰しも、毛の生え方にはムラがあるので、毛が濃いところと薄いところでパウダーののせ方を変えたり、ペンシルアイブロウを使ったりして、生え方に合った描き方をしましょう。
(2)骨格に合わない直線眉
平行を意識しすぎて、骨格の形を無視してしまった平行眉。眉毛は、丸みのある目の真上にあるので、あまりにも一直線に描くと違和感が生まれてしまいます。
また、眉山を全く作っていない平行眉は、表情の動きともマッチせず、悪目立ちしがち…。
下のラインは目の丸みを意識して、やや斜めか丸みをもたせるのが◎
(3)色が濃すぎるスタンプ眉
どんなに形がキレイでも、スタンプを押したように濃すぎる眉はNG。目の印象をかすめてしまい、眉だけが浮いてしまいます。
キリッとした印象の眉に仕上げたい場合は、必ず眉毛にグラデーションを付けるのがポイントです。眉頭は薄く、中央は濃いめにしていくと、自然な印象に仕上がります。
眉頭を濃く描くくせがある人は、アイシャドウブラシのようなやわらかな毛質のブラシで、いつもより淡いカラーを選んでみて。
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