プレゼントをもらったらどうしてるの?
――出産祝いや誕生日祝いなど、もらいものもあり増えていくと思うのですが、そのような場合はどうされていますか?
Nozomi「家族や親しい友人は、私たち夫婦のスタンスを理解してくれているので、事前に『何が欲しい?』と聞いてくれます。そのため生活に必要な物を都度送ってもらえて助かっています」
――ちょっとしたプレゼントなど使い道がわからず、かといって捨てる事もできないものはどうされているのでしょうか。
Nozomi「私個人の考えとしては、プレゼントは物を介して送り手の気持ちを授受するものだと思っています。ですので、その人が選んで送って下さった気持ちはしっかりと感謝して受け取ります。ただ、プレゼントとしての『物』を受けとった後は、『物』の所有権はもらった側にあるので、その物をどうするかはもらい手が自由に考えていいと思っています。お洋服であれば一度袖を通して写真を撮るなどして、その後は別の方に譲ったり売ったりしてもいいのではと思います」
「お土産はいらない」と日頃から伝えておく
――罪悪感を感じなくても良いということですね。
Nozomi「『気持ちをきちんと受け取る』でいいと思います。罪悪感を感じるから物が手放せないのであれば、家の中に入ってくる物を『家に入る前』に管理する必要があります。『お土産やプレゼントはいらないからね』と日頃から周りの人に伝えておくこともそうですし、自分で物を購入するときにも本当に必要なものか、必要でなくなった時にどうするかまで考える必要があります。そうすれば知らない間にいらない物が増えていくということもないかと思います」