東京での観光地として離島のイメージはあまりないかもしれませんが、実は東京に属する島の数は全国6位とかなり上位。その中でも、今回ご紹介する「八丈島」をはじめとした伊豆諸島は、都心から飛行機で1時間以内で到着と、手軽にアクセスできる場所として注目され始めています。そこで今回は、八丈島のシンボルとも言える「八丈富士」の登山や、島の外周を一周するドライブ、マストで食べたいご当地グルメ「島寿司」などの魅力を中心にお伝えします。

|八丈島グルメの代表格「島寿司」の食べ比べはいかが?

伊豆諸島や小笠原諸島、遠くは沖縄の一部でもご当地グルメとして人気がある「島寿司」。一般的なお寿司との違いをご存じでしょうか。島によって少しずつ違う特徴を持つ島寿司ですが、ネタもシャリも薬味も違っています。

ご当地寿司と登山を楽しみたい。都心から手軽に行ける離島【八丈島】の旅1.jpg
(画像=beauty news tokyoより引用)

▲時期にもよりますが、ネタにはカンパチやシマアジが使われることが多い

基本的に島寿司はシャリが甘めで、「ヅケ」の刺身がネタとして使われ、ワサビが入っていません。島寿司の発祥の場所とされている「八丈島」も例外ではなく、ワサビの代わりにカラシが載せられています。その理由は、もともと島ではワサビが手に入りづらかったこととされていますが、その食文化が100年以上ずっと引き継がれているのは興味深いところ。ネタを醤油漬けにするのも鮮度を保つためだったそうですが、その調理法が現在では島寿司の魅力の一つとなっています。

ご当地寿司と登山を楽しみたい。都心から手軽に行ける離島【八丈島】の旅1.jpg
(画像=beauty news tokyoより引用)

▲八丈島ではお寿司屋だけではなく、居酒屋などの飲食店でもメニューに店オリジナルの島寿司が並んでいることがほとんど

基本的なレシピはある程度定まっているものの、お店によって味わいや形などが違っているので、いろんなお店で食べ比べて自分の好きな島寿司を探してみてくださいね。

|初心者でも登れる「八丈富士」は島のシンボル的存在

八丈島は西山と東山2つの火山がくっついてできた島であり、標高854メートルの西山は「八丈富士」とも呼ばれる島のシンボル的存在です。八丈富士の登山は島の自然を体感する最適なアクティビティなので、訪問の際は山頂まで登ってみましょう。

ご当地寿司と登山を楽しみたい。都心から手軽に行ける離島【八丈島】の旅1.jpg
(画像=beauty news tokyoより引用)

▲八丈富士(西山)は空港など島の至るところから見えているため、八丈島のシンボルと言われています