滝の裏側から眺めることもできる「壇鏡の滝」に、かつて山伏たちが身を清めた「秋芳白糸の滝」、原生林に囲まれた落差約40mの「雨滝」など、中国地方にあるおすすめの滝をご紹介します。
1.壇鏡の滝(島根)
壇鏡神社の社殿の近くには2つの滝があり、向かって左側に雌滝、右側に雄滝とされ、あわせて「壇鏡の滝」と呼ばれています。
特に雄滝は迫力があり、社殿の奥を進んで行くと、滝の裏側に回り込むことも。表から見るのとはまた違う、神秘的な滝のシャワーを眺めることができます。また、こちらの滝は「日本の滝百選」、「全国名水百選」にも選ばれており、長寿の水としても重宝されています。
2.秋芳白糸の滝(山口)
白糸の滝は、かつて山伏たちの修験場として知られていた「桂木山」の登山口に流れ落ちる滝。山を目指す前に滝で身を清めた場所とされています。透明感あふれる清流が、黒々とした岩を流れる様子は厳かで神聖なものを感じます。滝つぼに手を入れることもできるくらい、近くで楽しめます。
駐車場は滝の近くにありますが、たどり着くまでに細く険しい山道を進む必要があります。大型車はすれ違い困難な箇所もありますので、注意して走行しましょう。
3.雨滝(鳥取)
「日本の滝百選」にも選定されている、鳥取市国府町の「雨滝(あめだき)」。扇ノ山山麓にある落差約40mの滝で、原生林に囲まれた場所にあり、秋には色とりどりの紅葉を楽しめます。
あふれんばかりの水量が流れ落ちていく姿は圧巻!滝巡りのコースなどもあるので、散策にもオススメです。地元民をはじめ、県外からも多くの人が訪れるエネルギーに満ち溢れたスポットです。
4.天空の滝(鳥取)
鳥取県の山奥にある、山頂から流れ落ちる滝。山菜料理が食べられる人気の食事処「みたき園」近くにあります。
自然のものではなく人工の滝ではありますが、滝近くまで木の橋を歩いて向かうことができます。またみたき園の敷地内にある「小鳥のcafe Quince」の店内では、滝を眺めながらスイーツやコーヒーをいただくことができますよ。