3センチ間隔で洗濯物を干してほしいと頼む夫
さらに、旦那さんは洗濯物を干す時にもこだわりが。
「私は、ある程度、隙間を空けて干していれば乾くだろうと思うのですが、夫は絶対3センチ間隔で干してほしいと頼んできます。理由は昔、一人暮らしをしている時に一番カラっと乾いたと感じたから……らしいです」
旦那さんは帰宅すると、すぐに二階へ上がり、麻沙子さんが取り込んだ洗濯物の乾き方をチェック。天候や気温によって、洗濯物が乾かないことはあるのに、生乾きだと「今日、3センチ間隔じゃなかったんだなあ」と呟くのだとか。
休日だけ夫が洗濯担当に。自画自賛の嵐にイラッ
「洗濯に対するこだわりがあまりに強いため、何度も喧嘩した挙句、最近は休日だけは夫が洗濯をし、干すようになりました。でも、それも自画自賛スイッチが入るので厄介」
なぜなら、旦那さんは休日に洗濯物を取り込む時、「やっぱり、こういうふうにカラっと乾くと気持ちいいなあ。麻沙子も早く、僕みたいに洗濯がうまくなるといいね」とわざわざ告げに来るからだとか。
「嫌味にしか聞こえません(笑)。自分が干して、乾いていないと天気や気温のせいにするのに。洗濯が上手くなるって何? 洗うのは洗濯機だし、干す時にある程度、シワさえ伸ばせばいいじゃんって思います」
他人には理解されにくいこだわりは、誰にでもあるもの。しかし、それを相手に対して押し付けると、楽しいはずの共同生活がため息に満ちてます。
一緒に過ごしていても、自分と相手は育ってきた環境が違い、価値観も違う人間。それを忘れないようにし、家庭が息苦しい場所にならないようにしていきたいものです。
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<取材・文/古川諭香> 古川諭香 愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
提供・女子SPA!
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