アクティビティも充実の三島スカイウォークや、子連れの海水浴も快適な熱海サンビーチ、露天風呂に入るカピパラが大人気の伊豆シャボテン公園など、伊豆への子連れ旅行におすすめの、子供を連れて行きたい観光スポットをご紹介します。
1.三島スカイウォーク
2015年12月に開業した、日本最長400mの歩行者用吊橋。伊豆と箱根の中間に位置し、橋の上からは、駿河湾と富士山の絶景を楽しむことができます。橋の南側と北側それぞれに入場ゲートを設けており、ゲート周辺にはお土産屋さんやカフェなどの施設があります。ちなみに吊橋は、ベビーカーでも渡れますよ。
そんな三島スカイウォークが子連れにおすすめな理由は、橋を渡るだけでなくアクティビティが充実していること。森にすむ恐竜をスタンプラリー形式で探し出す「恐竜アドベンチャー」や、身長90センチからの小さなお子さんでも本格的なアスレチックを楽しめる「フォレストアドベンチャー」などが特に人気です。
また「ふろっく(福時計)」は、フクロウやハリネズミたちなどの小動物と触れ合える施設。動物好きのお子様におすすめです。
2.熱海サンビーチ
青い海と白い砂浜に、ヤシの並木通り。まるで南国リゾートのような「熱海サンビーチ」は、波が穏やかなため、ファミリーにおすすめ。シャワーも無料でコインロッカーも完備、そして駐車場も周辺に点在しているので、荷物が多くなりがちな子連れの海水浴も快適、スムーズに楽しめます。
3.伊豆シャボテン動物公園
名前のとおり、園内の温室には世界のサボテンや多肉植物が約1,500種類も栽培されており、工房ではシャボテン狩りも楽しめます。
またチンパンジーやフラミンゴ、ミーアキャット、ナマケモノなど、大型動物園にも負けない種類の動物を飼育しており、とくに人気の動物がカピバラ。今では伊豆の冬の風物詩とも言われる、露天風呂に入るカピバラの様子が愛らしいと注目を集めています。親子で仲良く入浴したり、子ども同士が湯の中で激しくじゃれあったりと、今まで他の動物園で見てきたカピバラとは全く異なる姿を目にすることができますよ。
4.道の駅 伊東マリンタウン
カラフルな外観が印象的な道の駅 伊東マリンタウンは、国道135号沿いにある道の駅。温泉施設「シーサイドスパ」、飲食店、遊覧船、足湯など、道の駅でありながらテーマパークのような場所のため、子連れにも人気です。
関東最大級の長さで、最大70名も入ることができる足湯「あったまり~な」や、焼きたてのクッキーシューが頂ける「やきたてのお菓子クッキーシューのべるじゅ」などがとくにおすすめ。トイレ専用の建物はとても綺麗なので、おむつ替えも安心です。授乳室も2部屋あります。
5.熱川バナナワニ園
世界でもトップクラスの17種類・約140頭のワニを飼育する「熱川バナナワニ園」。入園すると大きなワニがお出迎えしてくれるので、子どもも大興奮です!ワニのほかゾウガメや、日本ではここだけでしか展示されていないニシレッサーパンダ、アマゾンマナティーも飼育しています。30キロ以下のお子さんはゾウガメに乗ることもできるんですよ!
また園内では約20種類のバナナを育てており、収穫されたバナナはフルーツパーラーでいただくこともできます。特にバナナパフェは大人気です。
6.熱海城
錦ヶ浦の山頂にそびえる「熱海城」は、歴史的に実在したお城ではありません。桃山時代の建築様式を模して、昭和後期に建てられた観光城です。6階の天守閣展望台からは熱海随一のパノラマを眺めることができ、晴れた日には初島や大島も望めます。
歴史を学べる要素はあまりありませんが、子連れにおすすめポイントは地下1階のゲームコーナー&プレイスポット。ゲームセンターにあるような、レーシングやシューティングなどのアーケードゲームがすべて無料でプレイできるんです!さらに、滑り台やボールプールまであるので、年齢が離れた兄弟で訪れてもみんなで楽しめます。
7.伊豆ぐらんぱる公園
東京ドーム約5個分の敷地に、壮大なスケールのアスレチックやゴーカート、変形自転車、パークゴルフ、ウォーターバルーン、船型立体迷路、全長110mの長〜い滑り台(ロングスライダー)など、1日中思いきり楽しめるアクティビティが揃っています。
また開園50周年記念特別企画として、2015年にはじめて開催されたイルミネーションイベント「グランイルミ」の美しさが大きな話題をよびました。イルミネーションは10月から翌年8月まで開催しており、温かい季節でも楽しめるので、お子さんにもおすすめです。
8.伊豆テディベア・ミュージアム
伊豆高原駅から歩いて10分ほどの場所に建つのは、”テディベアの家”をコンセプトにした、レンガ造りの邸宅。一歩足を踏み入れると、そこにはメルヘンの世界が広がっています。
大きなものから小さなものまで、館内のあちらこちらにテディベアが工夫いっぱいに展示されており、子連れ旅行にぴったり。ティールームでは、くまさんの顔が描かれたブラウニーなどテディベア・ミュージアムらしいスイーツがいただけ、ミュージアムショップではたくさんのテディベアグッズに出会えます。
9.初島
熱海から高速船で30分、首都圏から一番近い離島です。静岡県に属する、県唯一の有人島で、人口は200人ほど。島の周囲は4キロとコンパクトで、トロピカルな草木が生い茂る、南国ムード満点のアイランドリゾートです。
初島には、海で泳ぐ以外にも子連れにおすすめのスポットが点在。空中アスレチックを楽しめる「初島アドベンチャーSARUTOBI(サルトビ)」や、宝の地図に記された7つの謎を解いて海賊の宝を探し出す「宝探しアドベンチャーin初島『海賊島の冒険日記』」、海水を利用した海辺のリゾートプール「海のプール」(夏季限定)などが特に好評です。
10.下田海中水族館
自然の入り江を利用した水族館で、海上ステージでは、その入り江で暮らすイルカたちが繰り広げるショーを楽しめます。また波打ち際のビーチに近づいてくるイルカと触れ合えたり、エサをあげたりもできるのでお子さんが喜ぶこと間違いなし!
そのほか波に漂う様々なクラゲを見られるクラゲ展示室「クラリウム」や、イルカを眺めながら食事ができるレストランなどの施設があります。
11.アカオハーブ&ローズガーデン
熱海の海を一望する斜面に12種類のガーデンが点在し、世界各国のバラやハーブを楽しめる花の楽園。早春には菜の花やあたみ桜が、5月下旬から6月上旬にかけては、約600種4,000株のバラが咲き誇り、そして秋にはバラやダリアなどが楽しめます。ハーブ工房では、ハーブ石鹸づくりなどのハーブを使った手作り体験も可能です。
また、2017年9月には大きなガラス張りの窓から海やガーデンを眺められるカフェ「COEDA HOUSE」がオープン。子連れならウッドデッキに出て、伊豆の牧場で作られたミルク100%のバニラアイスをいただくのもいいですね。ちなみにこのカフェの隣にある木のブランコは、漕ぐと空と青い海との一体感を感じられるので、ぜひ親子で乗ってみてください。
12.沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム
最深部2,500mと日本一深い湾「駿河湾」に住む魚など、世界中から集めた希少な深海生物を展示。暗闇のなかで光る”ヒカリキンメダイ”をはじめ、ユニークで神秘的な深海生物たちが集まる、ワクワクの世界を楽しむことができます。
常に新しい生物の展示を行なっているので、訪れるたびに新しい発見ができますよ。また、”生きた化石”と言われるシーラカンスを5体(そのうち2体は冷凍個体)展示し、世界でも類を見ない希少な水族館として人気です。
13.堂ヶ島マリン
西伊豆を満喫する上で外せないのが、”伊豆の松島”ともよばれる堂ヶ島の洞窟めぐり。子連れにおすすめは、所要時間も短めな”洞くつめぐりコース”。約20分間という短い乗船時間の中でも、変化に富んだ海岸線や、海に浮かぶ島々を間近に見ることができます。ハイライトは、国の天然記念物にも指定されている「天窓洞」。切り立つ奇岩の間をすり抜け洞窟内に入ると、天空から差し込んだ光が神々しく輝きます。
14.伊豆の国パノラマパーク
標高452mのかつらぎ山の頂上付近&ふもとに広がるテーマパーク。山頂まで運行しているロープウェイに乗るだけでもお子さんのテンションはアップしますよ。ロープウェイ山頂駅周辺は空中公園が整備されており、富士山や駿河湾の絶景ビューが楽しめるほか、足湯やカフェなどの施設も揃っています。
子どもに人気なのは「丸太アスレチック」。ゆらゆら揺れる丸太階段や、丸太を利用したターザンロープなどがあり、思い切り体を動かして遊べます。
15.MOA美術館
熱海の街を見下ろす高台に位置し、尾形光琳の最高傑作とされる国宝『紅白梅図屏風』を含む約3,500点の収蔵品を誇る美術館。2017年2月5日にリニューアルオープンし、ガラス張りのメインロビーやムア広場からは海に浮かぶ初島などの絶景を眺めることができます。
定期的に全国児童作品展なども開催しており、また子ども向けのイベントやワークショップも行われているので、ホームページをチェックしてから行くとより親子で楽しめますよ。
16.修善寺虹の郷
自然と文化をテーマにしたテーマパーク。東京ドーム約10個分の広さを誇る園内は、イギリス村、カナダ村など7つのエリアに分かれています。エリア間の移動には、ロムニーバスとSLロムニー鉄道がおすすめ。乗り物好きのお子さんは特に喜ぶはずです。
また子連れにおすすめエリアは、「インディアン砦」。約100メートルのローラーすべり台や大きなジャングルジムがあり、たくさんの子どもたちで賑わいます。そのほか園内では様々な体験教室が開かれていたり、夏季は水遊び広場も設けられているので、1日中飽きずに楽しめるスポットです。
17.伊豆・三津シーパラダイス
駿河湾に生息する海の生き物を中心に飼育・展示している水族館。アシカやイルカがステージでダイナミックなパフォーマンスを見せるショータイムが見どころのひとつです。また「コツメカワウソにタッチ」、「バンドウイルカにお魚をあげよう」、「ドキドキイルカウォッチング」など、海の生き物を身近に感じられるイベントも盛りだくさん!
18.伊豆高原ビール本店
伊豆高原の地ビール「伊豆高原ビール」。おいしいビールはもちろん、新鮮な海鮮や漁師めしがいただけるレストランも運営しており、伊豆高原でのランチにぴったりなお店です。ランチ限定の海鮮どんぶり膳は、いくらや海老など沢山の新鮮な海鮮が、溢れそうなくらい乗っています。キッズメニューも10種類以上ラインナップしており、カレーやハンバーグなどもそろっているので、生魚が苦手な子でも安心です。
19.下田港内めぐり遊覧船
ペリー提督が搭乗していたことで有名な黒船「サスケハナ」をモチーフとした遊覧船で下田港を一周します。乗船時間は約20分と比較的短いので、子連れにもおすすめです。
船の中からは下田の街並みやペリー艦隊投錨の地、吉田松陰が密航を企て身を潜めたとされる弁天島、寝姿山などの景色を楽しむことができます。秋から春にかけては船から「カモメの餌付け」も可能で、その迫力に子どもも大興奮です。
20.伊豆アニマルキングダム
動物園、遊園地、ゴルフ場を有する複合レジャー施設。動物園ではホワイトタイガーへの餌やりや、サイとの触れ合いなど、動物を間近に感じる仕掛けがたくさん!またアルマジロやハリネズミなども抱っこできるなど、家族みんなで楽しく過ごせます。お腹が空いたら猛獣を見ながら食事ができるレストランへ!話題性も抜群です。
一方、遊園地エリアでは、420mの高さから伊豆の景色を眺められる「だいかんらん車」や宝石堀体験を体験できる「サンディークリーク」など、こちらもお楽しみ満載。授乳室やおむつ交換台も完備なので、小さなお子さんがいても安心です。