映画『オーバードライヴ』のネタバレあらすじ
ここからは、映画『オーバードライヴ』のあらすじをネタバレを含めつつご紹介します。起承転結の4パートに分けてまとめるので、気になる部分だけを参考にしていただくもよし、結末まで一気にチェックしていただくもよし、お好きにご活用ください。
ネタバレ①起
クレイグから麻薬を預かるようオンラインで頼まれたジェイソンでしたが、その話をしているときに母が帰宅したので、急いでパソコンを閉じます。ジョンは運送会社を経営していましたが、仕事後の約束のため車で帰宅しようとします。
すると一人作業をしている従業員を見つけました。ジョンは荷役台が故障したため荷物を自力で運んでいた彼、ダニエルという男を手伝うことにします。ジェイソンの元に小包が届き、中からは大量の錠剤が見つかります。
その下にはランプの点滅している機械が入っており、玄関から麻薬取締局の怒鳴り声が聞こえます。ジェイソンは慌てて逃げますが、結局捕まってしまうのでした。ジョンは妻のアナリサや友人たちと、娘のイザベルの誕生日を祝っていました。
するとそこへ元妻のシルヴィーから連絡が入ります。その内容に驚いたジョンはシルヴィーの元へ向かうと、ジェイソンが凶悪犯として捕まったと動揺しています。ジョンが警察に話を聞きに行きますが、まともに話してもらえません。
ジョンは弁護士を雇うことにします。ジェイソンは麻薬密売の容疑者として逮捕されたのでした。クレイグから送られてきたというジェイソンですが、当のクレイグは既に逮捕されており、政府に協力していました。
彼は自分の刑を軽くするため、ジェイソンを密告したのです。ジェイソンが受け取った麻薬の量から推定するに、彼は最低10年もの懲役を受けることになります。罪を軽くするには別の売人を密告する必要がありましたが、ジェイソンは他人を嵌めたくないと言います。
ジョンは友人のテリーに頼んで連邦刑事ジョアンに会い、ジェイソンのことを相談しますが、売人の逮捕に協力するしか方法はないと言われます。協力して欲しいと頼むジョンでしたが、受け入れてもらえませんでした。
ネタバレ②承
自身の会社に逮捕歴のある従業員を複数雇っていたジョンは、売人につながるヒントが得られるかもしれないと思い、彼らの履歴を調べます。すると、麻薬の売買で逮捕歴が二度あるダニエルという男を見つけました。
ジョンはダニエルに会社経営が苦しく、仕事で使うトレーラーで薬を運びたいので売人を紹介して欲しいと言いますが、ダニエルは次に逮捕されると終身刑になるので断ります。
帰路、息子が近所のギャングと話すところを見たダニエルは彼らを追払い、治安の良い場所に住みたいとの考えからジョンに昔の仲間を紹介することに決めます。ジョンは紹介されたマリークという密売人に会いに行きます。
会社のトレーラーで薬を運んだことが露見しても、罪を被るのは運転士なので荷主の罪は問われないとジョンが言うと、マリークはジョンに運転するようにと指示します。また、ダニエルも同行するようにと命令するのでした。
ジョンはジョアンと麻薬取締局のクーパーにマリークとの会話の録音を持っていきます。するとマリークは大物らしく、もし逮捕できたらジェイソンを懲役1年に減刑すると約束されます。
ジョンとダニエルはGPSと盗聴器をつけたトレーラーで薬の取引に向かい、廃棄物処理場で麻薬カルテルから薬を受け取ります。そしてトレーラーに積む最中、何者かに襲われ銃撃戦になりますが、二人はなんとか逃げ出します。
カルテルのボスであるエル・トポは、襲撃者を全員殺してマリークに「運転手の度胸はあるし、判断力もある。彼は使える」と連絡します。ジョンとダニエルは薬の受け渡し場所につきますが、周辺には警察の狙撃班が潜んでいました。
取引は無事成立しますが、マリークが「大物の取引相手がジョンと話し合っている」と言っているのを聞いて、当該の大物を逮捕したい麻薬取締局はその場を見逃します。
ネタバレ③転
次の日ジョンにシルヴィーから連絡が入り、拘置所に向かうとジェイソンが暴行を受けて入院したと聞かされます。シルヴィーを宥めながら拘置所を去るジョンを、ダニエルがつけていました。ダニエルが何かおかしいと迫ると、ジョンは息子のため警察に協力していると告げます。
ダニエルは急いで自分の家族を逃し、ジョンも家へ帰りますがそこにはマリークが待っていました。どうやらマリークは何も知らないようで、次の仕事を依頼しにきたようです。
そしてダニエルは麻薬カルテルのボス、エル・トポのもとに連れて行かれます。そこでジョンで一人でメキシコにものを運べと言われ、家族に関する情報も入手済みだと聞かされるのでした。
ジョンは次の日検事ジョアンに話をすると、彼は組織を潰す絶好の機会だと言いますが、同席した捜査官はリスクが高すぎると言います。しかしジョアンは取引の強行を決意し、組織の資金とエル・トポを押さえたらジェイソンを釈放すると言います。
ネタバレ④結
ジェイソンに会いに行くとジョンはトラックに乗り込むと捜査員を巻いてダニエルと連絡を取り、マリークの家に侵入して銃撃戦ののちエル・トポの連絡先を聞き出します。しかし女性警察官の密告により、エル・トポにジョンの息子が服役中であることがバレてしまいます。
ジョンは追手から銃で狙われますが、なんとかエル・トポの連絡先をクーパーに伝えます。クーパーが追跡先に向かうとエル・トポの乗った車を見つけ、追いかけて停車させます。ジョンはエル・トポの部下たちによって追跡され、トラックが横転しますが警察官に助けられます。
ダニエルがクーパーに合うとサインを求められ怪しみますが、エル・トポ逮捕の賞金と言われます。それはジョンが退職金として渡すようにクーパーに頼んでいたものでした。釈放されたジェイソンとジョンは、無事に家に帰ります。
見どころ
見どころとなるのは、終盤に繰り広げられる激しい銃撃戦です。また、ジェイソンが刑務所内で成長していく様も見どころと言えるでしょう。父のことを次第に尊敬するようになったり、自分の信念を曲げずに立ち向かっていく様子には注目です。
