一貫70円から。本鮪の頭肉や活赤貝がおすすめ
ここで食べるべき一貫は、鮪の希少部位である「頭肉(ずにく)」。ほほ肉に近い部分でスジがあるため、たたいた状態で提供されます。
その身は、中トロに負けずとも劣らない脂のり。口内の温度でじんわりと溶けていく感覚がたまりません。
江戸前鮨の代表格のひとつ、香り高く食感の良い「赤貝」の握りも欠かせません。職人さんが丁寧に仕込んだ赤貝は、飾り包丁が入っており、見た目にも華やか。
江戸前鮨誕生の頃から握られてきた鮨ダネ、「小肌」。 同店の酢の〆具合はやや強め、すっきりと食べ心地のよいひと品です。
口に運ぶ瞬間、小肌の清々しい香りが、鼻腔をくすぐりますよ。
貝ひもというと “おまけ“ という印象も多少ありますが、「活赤貝ひも」を注文して驚き。 税込みで200円とは思えないほど、大ぶりなものがたっぷりとのっていました。
実は一回の訪問で、唯一おかわりしてしまった鮨ダネでもあります。
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