北海道の十勝温泉街に建つ麺処 田楽(でんがく)。田楽では、麺を何よりも大事な食材と考えており、メニューに使用する麺は全て、十勝産小麦「ゆめちから」をベースとした自家製手打ち麺です。食べる直前にお客さん自身で沸騰している鍋のスープに麺をくぐらせて頂く「あつ麺」や、十勝牛を使用した甘辛味の肉味噌をトッピングした「油そば」など、食べ方や食材にこだわったラーメンを楽しむことができます。今回は古き良き日本の風情が漂う店内で絶品ラーメンを味わうことができる田楽についてご紹介します。
レトロ感漂う昭和風のお店
田楽は、十勝川温泉内に建っており、温泉街を車で走っていると看板が見えてきます。
道路からは少し見づらい場所にあるので、田楽のすぐ目の前に建つ笹井ホテルを目印にすると見つけやすいです。
ラーメン屋さんでは珍しい古民家風の外観が目印です。
店内も古き良き時代の日本の雰囲気が漂っており、味のある電灯や使い込まれた感じの木の机や椅子、おばあちゃんの家のような座敷席などがあります。
レトロ感漂う昭和風のお店も魅力の1つです。
田楽のオススメメニュー!
田楽では全ての麺メニューで、麺の太さを選ぶことができます。
麺の香りと食感を存分に楽しめるモチモチとした太麺、スープがよく絡むツルツルとした細麺、なめらかな食感と独特なコシがある平打ちちぢれ麺があり、自分のお好みで選ぶことができます。
今回は、こだわりの自家製手打ち麺はもちろんこと、十勝の食材や食べ方にもこだわられた田楽のオススメメニューをご紹介します。
グツグツお鍋に麺をくぐらせて食べる「あつ麺」!
田楽に行かれた方々が口々に絶賛する、話題の大人気メニューあつ麺!
あつ麺を頼むと、まず始めに驚くのが、ラーメンと一緒に火のついたお鍋が出てくることです。
お膳には、鍋の他に、麺とチャーシューやメンマなどの具材が別のお皿に盛られて出てきます。
ラーメン屋さんで火のついたお鍋が出てくるのは珍しく思われる方も多いかと思います。
食べ方はお好みでお客さんによって少し違いがありますが、今回は店員さんが教えてくれたオススメの食べ方についてご紹介します。
店員さんオススメのあつ麺の食べ方!
まず、チャーシューやメンマなどの具材はあらかじめお鍋のなかに入れます。先にグツグツと煮ておくとより美味しく頂けるとのことです。
具材にスープの味が染みこんでいくだけではなく、具材そのものの旨みがさらにスープに染み出ます。
そのスープに麺をくぐらせて、取り皿にとって頂きます。数回しゃぶしゃぶとして、熱々の状態で頂くのがオススメとのことです。
また、麺を取り皿にとって食べている間に次の麺をお鍋に入れておくと、より熱々の状態で食べることができ、味も染みて美味しいと教えて下さいました。
味の濃さもお好みで調整でき、最後はスープを薄めながら飲み、ダシの旨さを味わうのもオススメですよ!