ギターの名手にして希代のソングライターである、エリック・クラプトン。「ティアーズ・イン・ヘブン」や、「チェンジ・ザ・ワールド」で思い出す方も多いのではないでしょうか。彼の音楽だけではなく、映画という観点からもご紹介していきます。

エリック・クラプトンのプロフィール

生年月日:1945年3月30日
出身:イングランド
職業:ミュージシャン、シンガーソングライター

エリック・クラプトンはギターの名手として有名で、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並ぶ世界3大ロック・ギタリストの一人とされています。彼を一躍スターダムに押し上げたのは1970年代にデレク&ザ・ドミノスを結成し、歴史的名盤『レイラ』を世に送り出したところからでしょうか。

そして、1992年、息子を亡くした悲しみから生まれた「ティアーズ・イン・ヘブン」が発表され、収録された「MTVアンプラグド」が世界的なヒットとなったことで、広く知れ渡るようになりました。

グラミー賞を18回受賞し、ロックの殿堂入りを3回果たすなど、世界的スーパースターです。

ドキュメンタリー映画「エリック・クラプトン~12小節の人生~」

「貴重なアーカイブ映像とともにクラプトン自らが語る、珠玉の音楽ドキュメンタリー」と紹介されている、彼の波乱に満ちた人生を丸裸にしたドキュメンタリー映画です。2017年に公開されたばかりの映画で、2019年6月19日にDVDが発売されました。

エリック・クラプトンの人生を赤裸々に描く

彼の息子の死は世界的に有名になりましたが、彼の人生には色々なことがあったようです。映画の公式サイトに掲載された内容をご紹介します。

母親に拒絶された少年時代の孤独、共にギターの腕を競いあった仲間たちの喪失、親友ジョージ・ハリスンの妻への恋をはじめとする病的なまでの女性遍歴、ドラッグとアルコールに溺れた日々、そして最愛の息子コナーの死。

引用元: http://ericclaptonmovie.jp

ヒット曲だけ聞いていると順風満帆な人生のように見えてしまいますが、その裏には壮絶な葛藤や喜び、哀しみに溢れていたのです。

ドキュメンタリー映画のサウンドトラック発売

映画のオリジナル・サウンドトラックは2018年6月8日にリリースされました。2枚組CD、4枚組LP、さらにデジタル・ダウンロード形式での発売もされました。

これまでの数々のバンドで活躍したエリック・クラプトンのキャリアのハイライトといえる楽曲が32曲(うち5曲は未発表音源)、実に2時間30分以上という充実した内容となっています。

エリック・クラプトン3年ぶりに来日!

2019年4月に日本武道館での公演を成功させたエリック・クラプトンですが、なんと来日回数、日本武道館での公演数がすごいことになっているようですので、ここでご紹介させていただきます。

日本武道館で公演!洋楽アーティストで歴代1位

エリック・クラプトンは、1974年の来日以来、毎年のように日本を訪れており、2019年の4月20日には、来日公演通算22回目、武道館公演実に96回目のライブが行われました。

武道館での公演数は洋楽アーティストとしては歴代一位の回数をこなされています。それだけ長いこと日本のファンに愛されている証拠と言えるのではないでしょうか。