皆さんも、お弁当のおかずにミートボールを利用したことはあるかと思います。今回は子供に人気で、誰もが食べたことがあるであろうミートボールを作っている「石井食品」の工場見学についてご紹介します。
石井食品 八千代工場
ミートボールで有名な「石井食品」は、八千代工場(千葉県)、京丹波工場(京都)、唐津工場(佐賀県)の3箇所に工場があります。今回紹介する千葉県にある八千代工場は、東葉高速鉄道「八千代緑が丘駅」から徒歩10分程の所にあり、ミートボールとチキンハンバーグの製造ラインを見学する事ができます。
工場見学者の入り口は第2ゲートとなっており、そこで守衛さんに見学代表者の名前を告げて入館手続きを行います。その後、工場見学スタッフの案内によって待合室へと誘導されます。ちなみに、建物に入る際には毛髪落下防止の為に帽子を着用します。
待合室にはパネルなどがあり、記念撮影などもできます。
工場見学のスタート!見学中の撮影はNG
時間になると手を消毒して、いよいよ工場見学のスタートです。まず初めは石井食品の歴史や主力商品であるミートボールのこだわりの材料について、映像を交えて説明を受けます。
実際に鶏の胸肉を試食したり、通常のパン粉との違いを袋越しに手触りで確かめたり、色合いを見比べたりするなどのプログラムもあり、お子さんでも楽しめるかと思います。
その後、別の建物に移動して実際の製造ラインを見ます。製造ラインのある建物へは、一旦外へ出て階段を上りますので、歩きやすい靴で行かれるようにして下さい。製造ラインの建物内は撮影NGとなりますので、写真はありませんが、材料の肉がミンチされる様子や成形された肉がベルトコンベアーを流れていく様子等を見る事ができます。
また、見学通路にはミートボールをキャラクターとした絵が描かれています。製造ラインを理解するのは少し難しい小さなお子さんでも、キャラクターを見ながら楽しめるように工夫されています。
お待ちかねの試食とお土産
ライン製造の見学後はお待ちかねの試食です。筆者が訪れた時(2019年2月18日)のメニューは、ちらし寿司(左上)、地元千葉県市原の姉崎大根を使ったおろしソースのハンバーグ(右上)、高知県産生姜を使った生姜焼き風ソースのミートボール(左下)、工場見学ならではの、ソースを絡める前の工場直送ミートボール(右下)の4点が試食できました。
量は少しずつですが、出来立ての商品を食べる事ができるのは、製造工程を見るのとはまた違った工場見学の醍醐味ではないでしょうか。
特にソースを絡める前で、焼いたばかりの素材そのものの味を楽しめるミートボール、これを食べる事ができるのも貴重な体験です。なお、この工場直送ミートボールは工場内にある直売所で購入する事も可能です。
試食後はお土産を頂いて解散となります。今回は炒めた野菜に混ぜるだけのソース、チキンカレー、災害時に水がなくても食べる事ができるリゾットの3点を頂きました。