コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子ですメイクで目の大きさは驚くほど変わります。目の形によって似合うアイメイクの方法は異なります。今回は、目を大きく見せる「デカ目メイク」の方法と、「デカ目メイク」を叶えてくれるおすすめのコスメを目の形別にご紹介します。
二重さん
二重さんは、色の濃いアイシャドウやグリッターでまぶたを埋め尽くすと、不自然な印象になるだけでなく、かえって目が小さく見えてしまいます。透明感のあるアイシャドウを、まぶた全体に塗り、同じ色のアイシャドウを内側に塗り重ねると自然な立体感が生まれて目が大きく見えます。
デカ目メイクを意識する時に注意したいのは、アイシャドウの色です。透明感がある色というのは、透け感のある色という意味で、薄い色という意味ではないことを覚えておいてくださいね。
例えばパステルカラーなど、ほわっとした印象の淡い色を使うとまぶたが腫れぼったく見えたり、目の印象が弱くなり小さく見えてしまったりすることがあります。はっきりしている色でありながら透け感のあるアイシャドウを選ぶのが二重さんの「デカ目メイク」のポイントになります。
さらに、目の下には、グリッターを塗り、涙袋を立体的に見せると、瞳がきれいに見えておすすめです。
二重さんのデカ目メイクにおすすめのコスメ
ZEESEA(ズーシー) ダイヤモンドシリーズ ダブルカラーアイシャドウ・涙袋ペン 04 小豆ブラウン+ベージュ 1,480円(税込)(※価格と名称はメーカーの日本公式HPより)
パッケージの可愛さと発色の良さで人気の中国コスメZEESEA。細かいラメ&パールが輝く高発色なダブルヘッドのアイカラーはシルキーな質感でのばしやすくメイク初心者さんにもおすすめ。
大きいヘッドの小豆ブラウンを上まぶたに塗って指でのばし、小さいヘッドのベージュを下まぶたに塗るのおすすめです。さらに手持ちのグリッターを追加しても◎。
奥二重さん
まぶたに塗った色が二重幅に織り込まれて、目を見開いたときに見えなくなってしまいがちな奥二重さん。そこで、ポイントとなる色は目尻側に多めに塗れば、目を開いても撮時でも利かせ色としての効果が期待できるのでおすすめです。強めに発色するラメ入りのアイシャドウを目のキワから丁寧に塗りのばしていくといいでしょう。
また、透明のラメを二重幅の上と下まぶたの真ん中に塗ると、華やかさがプラスされ、少し離れた場所から見たときに、縦にも目が大きく見えます。
アイラインは、目尻側に長めに少し跳ね上げて引くといいのですが、ラインだけが悪目立ちしないよう、テラコッタブラウンやグレージュなど抜け感があり、なじみのいいカラーがおすすめです。
下まぶたへの涙袋メイクもおすすめです。ピーチピンクや涙袋専用のコンシーラーを下まぶたに少し広めに塗り、涙袋専用ライナーで薄くラインを引くだけで、目の存在感がアップして可愛く見えます。
奥二重さんのデカ目メイクにおすすめのコスメ
マジョリカマジョルカ シャドーカスタマイズ(フローティング)BR324光る角・BE323銀の繭 各880円(税込)
2022年5月発売の新色「BR324光る角」は、大粒ラメと明るいブラウンの光と色の効果で1色でもまぶたが立体的に見え、目が大きく見えます。BE323銀の繭はプラスする盛り色にぴったりです。
キャンメイク アイバックコンシーラー 全2色 715円(税込)
繰り出し式で使いやすい涙袋専用の3mm極細コンシーラー。まるで生まれつきの涙袋のように、自然にぷっくら感を盛れます。
セザンヌ 描くふたえアイライナー 影用ブラウン 660円(税込)
自然ななじみ色で簡単に涙袋のラインが描けます。