福岡県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

福岡県の田舎に移住したいけど、いまいち踏み切れないといった方は、各自治体の支援制度に着目してみましょう。
ここからは、編集部おすすめの自治体を3つご紹介していきます。

  • 宗像市
  • 柳川市
  • 豊前市

福岡県で、快適な田舎暮らしを送りたい方は、ぜひ参考にされてください。

宗像市

福岡県で田舎暮らし!福岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

福岡市と北九州市の間に位置する宗像市は、博多へ行くにも北九州に行くにも電車で40分ほどの便利な立地にあります。都市部へのアクセスが良好な上、海・山・川などの自然に囲まれたまちでもあります。
自然の恩恵を受けている宗像市は、漁業や農業も盛んなため、新鮮な食材が手に入るのも魅力的です。
また、子育て環境にも力を入れており、子育てに関する情報をまとめた公式サイト「むむはぐ。」を立ち上げています。年齢別、対象者別の支援も分かりやすく紹介されているので、お子さんといっしょに移住する際にはぜひチェックしてみてくださいね。

宗像市の特徴的な支援のひとつとして「三世代同居住宅支援補助制度」があります。
三世代で暮らすことを目的に宗像市で住宅を取得した親または子世帯に、かかった経費の一部を補助する制度です。新築や建替の場合は最大40万円、既存の住宅を改修する場合の補助金額は、最大20万円となっています。
対象者の詳細は宗像市の自治体ホームページをご覧ください。

三世帯ではなくても、宗像市の中古住宅を購入した方への制度「古家購入建替え補助制度」もあります。
これは解体工事を行った後に新築を建てる世帯に対して補助金を支給する制度で、最大で100万円が支給されます。対象者は、中学生以下の子どもがいる世帯で、自治会への加入が必要といった条件がいくつかあります。

柳川市

福岡県で田舎暮らし!福岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

福岡県の南部・筑後地方に位置する柳川市は、見渡す限りに農地が広がる、自然に恵まれたまちです。その一方で、マンションやホテルが建ち並ぶ都市機能も持ち合わせています。
柳川市の観光といえば、どんこ舟で回る「川下り」。船頭の舟歌を聞きながら、のんびりとした時間が過ごせると人気のスポットです。
移住希望者へのおもてなしを大切にしている柳川市は下記の5つの支援を行っています。

  • 住まえるバンク
  • 移住体験施設
  • U-45マイホーム取得支援
  • 移住支援金
  • 新婚世帯マイホーム取得支援

「住まえるバンク」は、空き家を売りたい・貸したい方の物件情報を公開し、移住希望者のおうち探しをサポートする支援です。
移住体験施設「もえもん家(ハウス)」では、実際に柳川の暮らしを体験できます。「もえもん」とは柳川の方言で「仲良く使う」という意味を持っています。
もえもん家は、2DKの風情ある庭付き一軒家です。体験期間は20日以上1ヵ月以下で、2,000円+400円×日数と、とてもリーズナブルな料金で利用できます。家電や食器類、寝具、また移動に便利な自転車が常備されているため、週末にサイクリングしながら柳川市のまちなみを見学するのも良いでしょう。

「U-45マイホーム取得支援」は柳川市内で住宅を新築または中古物件を購入した方に5万円相当の商品券を交付する制度です。
商品券は「やなほポイント加盟店」である市内約220店舗で利用が可能です。

東京23区内に在住、または東京圏へ通勤していた方が柳川市に移住する場合、最大で100万円を支給する「移住支援金」制度も実施しています。

また、新婚世帯(婚姻日から1年以内に住宅を取得した39歳以下)であれば、最大30万円の現金を交付する「新婚世帯マイホーム取得支援」もあります。

柳川市には、移住する際に避けては通れない住宅問題を和らげてくれる充実したサポートが揃っています。各支援の詳細については、柳川市の自治体ホームページを確認してください。

豊前市

福岡県で田舎暮らし!福岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

海と山に囲まれたまち豊前市は、福岡県の東南端に位置しています。
北側は静かな波が特徴的な周防灘に面しており、自然の恩恵を受けた海の幸、山の幸が豊富に揃っています。スローライフを送りたい方にぴったりな移住先です。
豊前市は、新婚世帯や子育て世帯、高齢者に向けてさまざまな支援を行っています。

新婚世帯には、賃貸住宅に払う家賃の一部を助成する「結婚新生活支援事業」があります。

子育て世帯に向けた支援には、ふたりめ出産の際にお祝い金を支給する「すこやか赤ちゃん出産祝金」や、第3子以降の保育料無料化、子育てに関するあらゆる相談に応じてくれる「子育て世代包括支援センター」などがあります。子育てと仕事を両立できる支援として、ファミリーサポート事業や、病後児保育といったサポートも実施しています。

また、高齢者向けには、在宅歯科訪問事業や、はり・きゅう・マッサージの施術利用証の交付、介護予防事業の教室など、さまざまな方面からサポートを行っています。このような支援から、豊前市は老若男女が住みやすいまちということが分かります。

豊前市が行っている移住支援は、ぶぜん暮らし体験の家「山内のいえ」での居住体験です。
利用期間は2日以上、30日以下で、利用料金は1日あたり1,000円です。体験期間中に、空き家バンクを利用して住居探しをしたり、移住後の仕事の相談に乗ってもらったり、具体的なプランを立てられます。

まとめ

福岡県で田舎暮らし!福岡県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住支援.com』より引用)

福岡県は、交通の便も良く新鮮な海の幸やご当地グルメが豊富なエリアです。
子育てしやすい環境や、物価の安さからも暮らしやすいまちということが分かります。
福岡県での田舎暮らしを検討されている方は、各自治体が実施している制度を上手に活用して、快適な移住生活を送ってくださいね。


提供・移住支援.com

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