千葉県八街市内にある全ての公立保育施設(6園)では、保護者の負担軽減と保育現場の業務効率化のために、おむつのサブスク「手ぶら登園」を7月から2か月間の無料期間を経た後、本格導入することが決定したという。
千葉県浦安市に続き、千葉県内で同市が2番目の導入となる。
保育施設で紙おむつが使い放題になるサブスク
「手ぶら登園」は、保育施設で紙おむつが使い放題になる日本初(※)のサブスク。
保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決してくれるサービスだ。
2019年7月にサービスが本格的に開始され、6月時点で2,000施設以上で導入されている。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞している。
保護者・保育士双方の課題を解決
これまでは、保護者が紙おむつ1枚1枚に子どもの名前を書いて、毎日5~6枚を保育施設に持参しなければならず、子育てと仕事で忙しい保護者の大きな負担になっていた。
また、保育施設側にとっても、紙おむつに名前を書いて持ってきてもらうことで、園児ごとに個別管理しなければならなくなり、業務の負担になっていたという。
同サービスの導入により、保育施設に直接紙おむつが届くため、保護者は名前を書く手間や、持参する手間が無くなる。また、保育施設側も紙おむつの個別管理が無くなるため、保育士の業務の負担が軽減され、子どもと向き合う時間を増やすことができる。
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