昨今市民権を得ている「スーツ+スニーカー」というお仕事コーデ。でも実際に合うかどうかを悩んでいる……という方も多いかと思います。そこで今回は、スーツにも合うスニーカーの選び方やおすすめ靴をご紹介します。
スーツにスニーカーは合う？そもそもアリ？
女性のスーツスタイルというと、足元はパンプスが一般的。
特に就活や商談など、きちんと感が求められるシーンではパンプス以外の靴はマイナスイメージを持たれてしまいがちです。
ですが、多様性が広がるこの世の中では、スーツにパンプス以外の靴を合わせるのはOKという会社が増えているのも事実。
特に2011年に起こった東日本大震災をキッカケに「通勤は歩きやすい靴がベター」という風潮も広がりつつあります。
さらに2018年にはスポーツ庁が「FUN+WALK PROJECT」という、歩きやすい靴での推奨プロジェクトもはじめ、話題となりました。
そんな昨今、スーツにスニーカーという組み合わせはアリ！
もちろん、会社の方針や風潮もありますので必ずしもOKというわけではないのですが、一般的には受け入れられています。
ただし、こういった場面ではNG！
スニーカーはビジネスシーンでもアリ！という意見もある一方、やはり「スニーカーは運動するためのもの」という印象が強いのも事実。
特に以下のようなシーンではスニーカーを履くのは避けたほうが良いでしょう。
普段はスニーカースタイルでも、念のためにスーツに合うパンプスなどをロッカーにしまっておくといざという時にも安心です。
■ 面接
限られた時間内に初対面の相手に自分の強みをアピールする面接では、第一印象が重要。
面接時にスーツ着用を求められる場合は、スニーカーではなくパンプスや革靴などきちんと感のある靴を選ぶ方が無難でしょう。
特にスーツで働くことが予想される職場での面接は、スニーカーはNGです。
■ 社外の人と会う場合
社外の人と会うというのは、会社の看板を背負うこととほぼ同じ意味を持ちます。
そのため、スニーカーではきちんと感がやや欠けてしまい会社のイメージを悪くしてしまうことも。
特に年配の方や格式ある企業の方と会う際は、スーツに合う革靴を履くほうが良いでしょう。
■ ドレスコードがある場所
高級ホテルやレストランなどでは、ドレスコードとして「スニーカーNG」を定めているところもあります。
いくらスーツやそれに合うカバンを上質なものにしても靴が合っていないと入店できないこともありますので、気を付けましょう。
■ 冠婚葬祭、式典
冠婚葬祭や式典等でスーツを着用するときにも、もちろんスニーカーは避けるべきアイテムです。
特に結婚式二次会など「カジュアルファッションでどうぞ」と言われたときにはうっかりしてしまいがちですが、式にまつわるシーンではスニーカーは避けましょう。
スーツに合うスニーカーの条件とは？
続いては、スーツにも似合うスニーカーの選び方をご紹介！
新しくスニーカーを購入する予定という方も、手持ちのスニーカーでどれがスーツに合うのか悩んでいる、という方もぜひチェックしてみてくださいね。
スーツに合うスニーカー①スーツorインナーと同系色
スーツスタイルにスニーカーを合わせる場合は、できるだけスーツの色味と合わせるのがベター。
例えば黒いスーツなら黒いスニーカー、ベージュのスーツならベージュのスニーカーが合うでしょう。
また、スーツとは違う色のスニーカーを履きたい場合は、ブラウスなどのインナーとの色味を合わせると統一感のあるコーディネートになるでしょう。
全身真っ黒のスーツスタイルに靴だけは白、というようなコーディネートはやや上級者向けです。
スーツに合うスニーカー②単色
スーツスタイルに合わせるスニーカーは、できればソールや靴紐など全ての色が同じ単色タイプが革靴感覚で使えるのでおすすめ。
なかなか単色スニーカーが見つからない、という時でもせめて2色にまとめるようにするとビジネスシーンでも使いやすくなります。
スーツに合うスニーカー③レザー素材
きちんと感のあるスーツコーデにしたいなら、ビジネスシーンにもよく似合うレザー素材のスニーカーがおすすめです。
上質な雰囲気のレザースニーカーなら、実直な雰囲気のスーツコーデになりますよ。
スエード素材のものなら、秋冬のスーツファッションにもよく似合うでしょう。
スーツに合うスニーカー④スニーカーパンプス
履き心地の良い靴でお仕事をしたいけれど、いかにもなスニーカーはちょっと……という大人女子におすすめなのは、スニーカーパンプス。
スニーカーのソールにパンプスのようなアッパーを組み合わせたものが一般的で、ぱっと見は普通のパンプスに見えるのでビジネスシーンにもよく合うアイテムなんです。
今は各メーカーからデザイン性に優れたものも多数販売されているので、ぜひチェックしてみてください。
