「疲れた」「無理」など、ついついネガティブな言葉を発していませんか?悪いイメージの言葉には、運気を逃してしまう可能性があります。そこで今回は、無意識に使いがちな「運が逃げる口癖」にはどのようなものがあるのか、改善方法とあわせてご紹介します。

運を逃してしまう口癖は3種類

そもそも「運」とは何なのでしょう?人によってとらえ方はさまざまですが、「チャンスがめぐってくること」「人に恵まれること」をイメージする人も多いのではないでしょうか。

ネガティブな発言ばかりで思考が暗い人は視野も狭くなりがちで、チャンスをチャンスと認識できなかったり人の好意に鈍感になってしまったりする可能性がありますね。

どうやら「運」をつかむためにはネガティブな口癖や思考を避けて、ポジティブな発言や思考をしていくことも必要と言えそうです。

では運気を逃してしまうネガティブな口癖にはどんなものがあるのでしょう。ネガティブな言葉を無意識のうちに発していないかまずはチェックしてみましょう。

自分を追い込んでしまう言葉

「稼がなくちゃ(いけない)」「◯時までに終わらせないと!(いけない)」「がんばらなきゃ(いけない)」など、「~しなければ(いけない)」という形の言葉。

一見、やる気に満ちたポジティブな言葉にみえますが、行動を制限してしまう要素が含まれており、自分を追い込んでしまう原因になりかねません。さらに、「~しなければ(いけない)」と言っていたことが達成できないと、大きく落ち込んでしまう可能性もあるので注意が必要です。

悪い気分を表す言葉

「疲れた」「イライラする」など、自分の中にある“悪い気分”を表す言葉。

ネガティブな言葉は思考もネガティブにしてしまいがち。「疲れた」と言葉に発することで、より体が疲れを感じやすくなる、「イライラする」と言葉にすることでイライラする感情がより大きくなるなど、負のスパイラルを生む可能性があるといわれています。

状況の悪さを表す言葉

「もう無理、もうダメだ」「失敗ばかりする」など、自分が直面している良くない現状を表す言葉。

状況を表す言葉はそれまで努力してきた結果を表しているともいえますが、「もう無理」と言葉に出すことで、この先成功するかもしれない未来を閉ざしてしまうことになりかねません。

また「失敗ばかりする」と言葉に表すことで、「失敗したこと」だけに意識が向いてしまい「失敗から得られた経験」を逃してしまうことも。

ポジティブな口癖に変えることで運気アップを!

ネガティブな言葉も視点や言い方を少し変えるだけで、ポジティブな言葉に言い換えることができます。またポジティブな思考に変換できれば、モチベーションも高まっていくはず。さっそく、ポジティブな口癖の例をチェックしてみましょう。

自分の可能性を広げる言葉

「自分ならできる」「私だからできた」など、自分の可能性を広げることができる言葉。

ネガティブな口癖を治しポジティブな言葉に言い換えるためには、まずは自分を認めることが大切です。過剰に自慢する必要はありませんが、「私だからできた」と言うことで自分に自信を持つことができますよ。

また目の前に難しい課題があったとしても「自分ならできる」と口癖にすることで、前向きに目標に立ち向かおうとする意識が芽生えるでしょう。

良い気分を表す言葉

「楽しい」や「うれしい」など、自分の中にある幸せな気分の言葉。

嫌な思いをしたときのことは、強く印象に残るといわれています。だからこそ楽しかった思い出やうれしいと感じたことは積極的に言葉に発することで記憶に残し、よりポジティブな思考に近づけていきたいですね。

状況の良さを表す言葉

周りからの配慮に対する「ありがとう」など感謝の言葉。

人から何かをしてもらったとき、ついつい「ごめんなさい」「すみません」と言っていませんか?これを「ありがとう」に変換するだけで周りからの印象は大きく変わります。

状況の良さを表す言葉は、自分の思考をポジティブにすることができるだけでなく、それを聞く周りの人も幸せな気分にすることができます。