元カレとの再会で言われた“最低な一言”

しかし、そのカップルチャンネルは1年も経たずして閉鎖。職場で回ってきた噂によると、元カレカップルは破局したとのことでした。

それからしばらくして、吉永さんのもとに元カレから突然の連絡が。彼に対する未練の気持ちに背中を押されてしまい、久しぶりに再会することになります。

なんで?元カレがYouTuber化。その“最低すぎるひと言”に怒りが止まらない
(画像=『女子SPA!』より引用)

「お昼ご飯を食べに行き、楽しく盛り上がりました。すると彼から突然、聞いてもいない例の元モデルの彼女の愚痴が始まったんです。『可愛かったけど性格が悪かった』『お金についてだらしなく将来性がなかった』『年上なのに真面目に働いてなかった』とか」

ひとまず黙って彼の話を聞いていた吉永さん。すると元カレが…、

「『結局、幸子みたいな真面目に働いてしっかりした女が良かった』と言ってきました。さすがに私も少し期待をしてしまうじゃないですか。そしたら最後に、『やっぱり女は顔じゃないな』とポロッと口にしたんです」

つまり私の顔がNGだったってこと? 新しい彼女は結局顔で選んでたの?っていうか遊びたいから別れたくせに何こいつ…。

そんな怒りの感情がエンドレスに巻き起こり、その場は強制的にお開きに。「もうこの男とは会うことはないな」と吉永さんは思ったそうです。

人の好みはアップデートされにくいもの?

そんな悪夢の再会から約半年、元カレのインスタが久しぶりに投稿されます。

「あの男、また新しい彼女の写真を投稿してたんですよ。正直、あの言葉を聞いて今後は性格重視で彼女を作るのかと思ったら、またもキラキラ系の美人インフルエンサーと交際を始めていました」

もしかすると外見だけではなく内面もしっかりした女性なのかもしれませんが、元カレにとって外見はいつまでたっても譲れない条件だったようです。

そんな吉永さん自身も、実は元カレがつぶやいた一言に影響を受けていました。

「元カレが私の性格や真面目さを評価してくれたことは本音だと思っています。なので、以降も仕事やプライベートにおいて真摯にひたむきに生きてきました。そうしたら、そんな私の性格を見てくれる異性が現れて、今付き合っています」

幸せそうに話す吉永さん。新しい彼氏は、若干元カレと雰囲気やタイプが似ているとのこと。

「外見にこだわる元カレを反面教師にするつもりが、結局自分もそんな元カレにいつまでも気持ちを寄せてしまっていると気づきました」

人の好みはそう簡単に変わらないものであると思い知り、吉永さんは複雑な気持ちになったのでした。

―シリーズ「許せない一言」―

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<文/萩ゆう イラスト/ただりえこ> 萩ゆう 住むところは中国地方や関西など、全国各地を転々と暮らすWebライター。温泉メディア、女性メディアなどで執筆中。特技はマラソンでフルマラソン3時間ギリの記録をもつ。

提供・女子SPA!



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