「あったんですけど、ありがたいことにグループがとてもうまくいって、賞もたくさんいただいて、大賞も取って‥。ある意味、歌手として素晴らしい業績を積み上げたとは思うのですが、その時他のメンバーは演技活動を並行しながらやっていました。僕はその時、会社で特に(演技させる)考えはなかったみたいです」と打ち明け、「なので、ただなんとなく1人で見ていた夢です」と話した。
ユ・ジェソクは、「グループ活動をすると、メンバーによって活動に差があるじゃないですか。宿舎生活の場合、そんな時とても大変だと聞きましたよ」「みんなで揃って活動している時はまだしも、誰かは(個人活動のため)出て行くのに、自分はずっと宿舎を守らなければならないから‥」と尋ねる。
この言葉にイ・ジュノは「僕はその気持ちをよく理解できます。当時、宿舎を守ることが多かったので」と笑う。
「本当にたくさんのことを考えたし、本当に寂しかったです。決して嫉妬ではなく、ただそういう思いでした」「僕という人間を、いつになったら人々にまともに見せることができるだろう? 僕という人間を、いつになったら認識してくれるだろう? そんなことを考える時‥」と明かした。
そして「だから、そんな感じで1人でずっと準備していました。”僕が一番得意なことは何だろう”って考えた時、パフォーマンスでアクロバットすることだったので、”それじゃあアクロバットを一生懸命やろう”と思ったらひどいケガをして‥」「その時、僕は”何もできない役立たず”だと思いました。あの若さで」「病院の天井を見ながら口から出た言葉がそれだったんです。”僕は使い道がない”って」と当時を振り返る。
「その時、すごく辛かったです。当時、グループ活動をしなければならなかったので、すぐ手術ができなかったんですよ。歯を食いしばって数年間耐えて、ようやく手術を受けることができました。不思議なことに、手術して1週間病院に入院している時に、チャンスが訪れました」とケガを負った後の心境について言及。
彼は「『監視者たち』という映画のオーディションを受けることになったんです」と明かす。
「ギプスして、回復していない状況で、顔が腫れたまま行きました」「あまりにも切迫していましたが、その切迫感が伝わったみたいで。監督が熱意を理解してくれたのかは分かりませんが、良い機会を与えてくれたおかげで演技生活を始めることになりました」と話した。
イ・ジュノは、次期作『キング・ザ・ランド(仮題)』の放送を控えている。
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