童心に帰って遊べるテーマパークや、思い出に残る体験ができるスポット、1日いても飽きないレジャースポットなど、大人のグループやカップルのデートでも楽しめる、東北のおすすめの遊び場をご紹介します。
1.スパリゾートハワイアンズ(福島)
「スパリゾートハワイアンズ」は、東京ドーム6個分の敷地に、温泉を利用した5つのテーマパークがある常夏気分のレジャー施設です。
全天候型大ドーム「ウォーターパーク」は、一年を通して平均気温が28℃に保たれており、まさに常夏パラダイス!そして「スプリングパーク」には、水着で遊べる南欧風のおしゃれな屋内スパ「スプリングタウン」と、裸で入浴する男女別の「大浴場パレス」のふたつのスパ施設があります。
そのほか屋外で水着を来て遊べる「スパガーデン パレオ」、さまざまなエクササイズを受けられる「ウイルポート」、江戸時代にタイムスリップした気分で入浴できる大露天風呂「江戸情話 与市」といった施設が揃っており、大人が1日遊べる遊び場です。
2.スタジオセディック 庄内オープンセット(山形)
さまざまな映画やドラマが撮影された、敷地面積日本一の撮影所を一般公開している施設。宿場町、漁村、農村、山間集落などのエリアを徒歩や周遊バスに乗って巡ります。
『超高速!参勤交代』や『殿、利息でござる!』、『るろうに剣心 京都大火編』など数々の映画がこちらで撮影されているので、事前にここで撮影された映画を見て行けばより楽しめるでしょう。
3.ツリーアドベンチャー(福島)
地上3~10mのカラマツ林に設置されたコースを、ハーネス(安全帯)を付けてロープで渡っていく木の上のアスレチック施設。スリリングでエキサイティングな冒険を体験できるアトラクションが多いのが特徴です。木の上に吊り橋や丸太橋などが設置してあり、動物や鳥と同じ目線で森の中を駆け巡るような体験をすることができます。
コースは初心者や子ども用のグリーンコース「11アトラクション」と、上級者向け「19アトラクション」のオレンジコースを用意。例年4月下旬から11月初旬までの営業です。
4.空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎(福島)
1990年代に、世界的なブームを巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』を制作したガイナックスが、2015年4月に福島県三春町の、旧桜中学校を活用してミュージアムを開設しました。その名も「空想とアートのミュージアム・福島さくら遊学舎」。震災復興、及び、観光の一環として設置されたものです。
基本は常設展と企画展の2本柱で、今まで企画展示されたものを挙げると、映画『シン・ゴジラ』公開を記念した「特撮のDNA展」や、人気漫画『名探偵コナン』の連載20周年を記念した「コナン展」などが開催されています。
常設展の「ガイナックス流アニメ作法展」では、ゼロからアニメが完成するまで、その後の流れなどをパネルや機器などを使いながら、わかりやすく展示されています。
実際に使われている器具や原画の展示、スタジオの再現など、アニメに興味がある方も、そうでない方も楽しく見学できるよう工夫されているので、ガイナックスのファンならずとも、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
5.仙台うみの杜水族館(宮城)
2015年5月に閉館した「マリンピア松島水族館」の飼育動物を受け入れる形で、同年7月に仙台市内に新しくオープンした水族館。
最大の見どころが三陸の海を再現した巨大水槽「いのちきらめくうみ」です。約2万尾のマイワシをはじめ、ホシエイやアイナメなど、三陸沖で生息する海の生きものたちが優雅に泳ぐ姿を鑑賞できます。1日3回「Sparkling of Life(スパークリング・オブ・ライフ)」というショーも開催されるので、ぜひチェックしてみましょう。
そほのか、東北最大級のイルカ・アシカのパフォーマンスが見られる「うみの杜スタジアム」も人気。ペンギンやオタリアとのふれあいも楽しめ、大人のデートにもおすすめの遊び場です。
6.龍泉洞(岩手)
岩手県岩泉町にある鍾乳洞。洞内に住むコウモリとともに、国の天然記念物にも指定されており、”ドラゴンブルー”と呼ばれる世界有数の透明度を誇る青い地底湖が有名です。洞内の総延長はわかっている部分で3,600mあり、そのうち700mを公開。現在も調査は進んでおり、総延長は5,000m以上と推定されています。
8つある地底湖のうち3つが公開されており、第3地底湖は水深98m、非公開の第4地底湖は水深120mと日本一の深さを誇ります。洞内の照明をLED化することにより、より幻想的な世界を演出しています。
7.宮沢賢治童話村(岩手)
宮沢賢治の出身地・岩手県花巻市にあり、賢治の童話世界を体感できる宮沢賢治童話村。広い敷地内には「賢治の学校」と名付けられたメイン施設があり、ファンタジックホール・宇宙・天空・大地・水の5つのゾーンで映像や音響を駆使した世界が広がります。
そのほか敷地内には、妖精の小径や天空の広場など、童話のイメージをそのまま再現したようなスポットが揃い、大人も童心に帰って楽しめる遊び場です。
また例年7月〜10月にかけて行われている、ライトアップイベントもおすすめですよ。
8.十和田市現代美術館(青森)
アートによる街づくりプロジェクト「Arts Towada」計画の拠点として2008年にオープンしました。奈良美智や草間彌生、オノ・ヨーコ、山本修路など世界で活躍するアーティストの作品が、美術館の中だけでなく、敷地内のいたるところに展示されています。
とくに目を引くのが、美術館の入り口に展示されている、韓国のチェ・ジョンファによる作品「フラワー・ホース」。色鮮やかな花々があしらわれた、全長5.5mの巨大な作品です。
写真撮影可能な作品も多く、思い出になる写真もたくさん撮れる、おすすめの遊び場ですよ。