ネットフリックスの人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で主要キャラクターの母親ジョイス役を演じ、再び脚光を浴びている女優ウィノナ・ライダー(50)が、若くして名声を得ることになった同シリーズの子役たちにあるアドバイスをしていたことが明らかになった。
「ストレンジャー・シングス」は、1980年代の小さな町ホーキンスに暮らすマイクやウィル、そして超能力者のイレブンたちが想像を超える不可解な事件に立ち向かう姿を描いたSFホラードラマ。5月27日(金)より配信が開始されたシーズン4のVol.1(前編)は、ネットフリックス史上もっとも視聴された英語シリーズとなるなど、好評を博している。
そんな「ストレンジャー・シングス」の人気を支えているのが、ミリー・ボビー・ブラウンをはじめとした子役たちだ。「ストレンジャー・シングス」のシーズン1が配信された当時、イレブン役のミリー、マイク役のフィン・ウルフハード、ルーカス役のケイレブ・マクラフリン、ウィル役のノア・シュナップ、ダスティン役のゲイテン・マタラッツォは、まだ11~14歳ぐらいであった。
最近、Harper's Bazaar誌のインタビューに応じたウィノナは、若くして名声を得た自身の経験から、「ストレンジャー・シングス」の子役たちが経験していることをより意識するようになったと話している。なお、ウィノナは12歳で映画デビュー。10代のときに出演した『ヘザース/ベロニカの熱い日』『シザーハンズ』などが大ヒットし一躍、人気若手女優となった。
ウィノナは同誌に対し、「子供たちには、このようなことは(めったに)起こらないってことを理解してほしいの」と前置きしたうえで「これは本当に稀(まれ)なことなの。そして、私は彼らにいつも“仕事は報酬よ!”って言っているの。だって、私がそのぐらいの年齢のとき、自分の労働の成果を楽しむことがとても難しかったから」と発言。若くして超有名人となってしまった子役たちがまちがった方向に進まないよう、先輩女優として彼らを常々フォローしていることを伺わせた。