デートは人事評価ではない
バリキャリ女子は、ついついデート中の男性を上司目線かのように評価してしまいます。
だから言葉の中に、仕事だったら…とか、社会人として…とかの言葉が出てくるのです。そして、出来ていない事はマイナス評価の減点方式。これではなかなか関係を積み上げていくのが難しいです。
そもそもデートは、どちらか一方が作るものではありません。2人で作り上げる共同作業です。どうしても仕事のように考えてしまうのなら、同じチームとして考えてみるのもいいかもしれません。お相手がプランを考えるのが不得意なら自分から提案をしてみるとか、お互いに出来ないところを補い合っていけるかも関係を長く続ける秘訣です。
彼女が突然流した涙
相手に求めることが多かった真衣さんに「もし理想的な男性と知り合ったら、その男性が感じるあなたの魅力って何ですか?」と聞いてみました。すると、彼女はしばらく黙り込んだ後、突然涙を流し始めました。
そして「分かりません」と一言。彼女は泣きながら胸の内を話してくれました。「婚活はゴールが見えない。いくら頑張っても成果は見えないし、このまま私はずっと独身なのか? と思っているんです。」と。
真衣さんは、自分が頑張っているのに、なかなか結果が見えなくて、自信がなくなってしまった状態でした。仕事では成果を出せてきたバリキャリだからこそ、結果がでない婚活とのギャップに苦しんでいました。しかも、不安で不安で仕方がないのに、そんな姿を見せることは恥ずかしいと思ってしまう。だから、つい強がって「私があなたに会ってあげてる」と言わんばかりに、相手に対して厳しい目線で接してしまうようになったのでした。