結婚相手や交際相手との性生活に不満を感じている日本の男性は、半数を超えるというデータがあります(相模ゴム工業の調査より)。夫婦間における性生活の問題を抱える人も多いですが、その原因はさまざま。関係性がうまくいかないことから、不倫に手を出す人もいるとか……。

「お前が女らしくないのが悪い」不倫を正当化する夫に呆れた…さらにありえない事実が
(画像=『女子SPA!』より引用)

※イメージです(以下、同じ)

 そんな悩みを抱える女性、奥田莉乃(34歳・仮名)さんに話を聞きました。

子ども中心の生活になり、セックスレス夫婦へ

 結婚して8年目になる奥田さんは、夫婦間での性生活を振り返ります。

「結婚当初は、お互いに不満もなく過ごしていました。ですが、出産を機にスキンシップが減っていきました。私は、家族の愛があれば問題ないと思ってたんですけどね……」

 性生活が減少することで、2人の関係にも変化が起こります。

「出産後は母親として、子どもの世話に追われた生活を送っていました。セックスレスの状態が続いて約5年が経とうとしたころ、数年ぶりに夫と2人で出かける機会があったんです。今までは子ども中心の時間が普通だったので、いざ2人きりになると何を話していいのかわかりませんでした。そのとき初めて、夫婦間の関係性に亀裂が入っていることに気づきました」

夫が外で性欲を発散。どうにか夫婦関係を保つように

「お前が女らしくないのが悪い」不倫を正当化する夫に呆れた…さらにありえない事実が
(画像=『女子SPA!』より引用)

すれ違いが解消されないまま、日常が続いていきます。

「私はスキンシップはいらないと感じていた一方で、夫はこの状況に満足していないようでした。話し合っても喧嘩になってしまい、私は夫に応えられないプレッシャーを感じていました。お互いに解決策が見つからないまま、生活を送っていたんです」

 何度も喧嘩を繰り返すことで、徐々に抑えていた感情が込み上げてきます。

「ある時を境に、夫から不満を言われることがなくなりました。それと同時に、夫の帰りが遅くなっていったんです。仕事が忙しいと言い訳していましたが、不倫であることはわかっていました。私が応えてあげられない部分を外で補う分には問題ありませんし、特に相手の女性に対して嫉妬はしなかったです」