薬局と医療モール運営をメイン事業として展開するイントロンが、埼玉県ふじみ野市に開設している難聴や言語発達にハンディのある児童を対象とした発達支援事業所「エント」において音楽療法プログラムとアートを融合させたワークショップを開催した。

「音楽療法プログラム」を導入

「エント」では、難聴や言語発達にハンディがあり、言葉やコミュニケーションが苦手な児童に対する言語訓練を行っており、4月から、新たに音楽療法士による「音楽療法プログラム」を導入した。

音楽のもつリラックス効果やコミュニケーション力を引き出す効果を利用することで、心身の障害の改善や生活の質の向上を目指していく療法だ。

「雨の音のマラカスづくり」を企画

今回、音楽療法士のプログラムを体験する機会として、既存のサービス利用者を対象として開催したもの。同社は、これまで高齢者向けのアートワークショップを定期的に開催しており、そのノウハウを基に、子供向けの「音楽×アート」の融合によるワークショップとして「雨の音のマラカスづくり」を企画した。

同ワークショップでは、子供たちに音楽の鑑賞やアート作品の制作を楽しんでもらうことを目的としている。「日常とは異なる体験」を通して、五感を刺激することで、コミュニケーション力の向上が見込める。