思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか?
今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。
悪質な嫌がらせと綻びが生まれる恋人関係
2010年の8月頃の話です。 まだ旦那と結婚する前の付き合っている頃の事です。 その頃、夜のお仕事をしていて帰りはいつも旦那に迎えに来てもらい家で数時間過ごしてから帰宅するのがルーティーンでした。
奇妙なことが起こり始めたのは夜の仕事を始めてからで、事件が起きる数週間前からイタズラ電話や家のポストに宛名の不明な手紙が入っていたり、歩いていても誰かに見られているような嫌な事が続いていました。 誰かのイタズラだろう、ほっとけばその内飽きて何もしなくなるだろうくらいの軽い気持ちでいました。
しかし、嫌がらせは私ではなく旦那にまで及び、家の前に車を停めているときに三度もタイヤをパンクさせられたり、ボンネットに生ゴミを乗せられたりしました。 そんな事が何度か続き、旦那とケンカしたり険悪になることが増えました。 原因は夜の仕事のせいだと思っていましたが、その時はどうしてもお金を作らなくてはいけない事情があり辞めることが出来ませんでした。
そして事件は起こりました。 いつものように仕事が終わって旦那が迎えにきてくれ家へ向かっていると、車の中で仕事を辞める辞めないでケンカになりました。 いつもは家に寄って行くのですが、この日は怒って私を下ろすとすぐに帰ってしまいました。
1人で家の中に入り着替えてシャワーへ入ろうと服を脱いだ時にバタンと玄関でドアの閉まる音が聞こえました。 旦那が戻って来たのだと思いバスタオルを巻いて出ていくと玄関の方には誰もいませんでした。 あれっと思い、居間の方へ行くと寝室の方で消したはずの電気がついていました。
ベッドに行ったのかなと思い寝室の方へ行くと少しドアが開いていて隙間から知らない男性が私の脱いだ服の匂いを嗅いでいるのが見えました。 私は恐怖で声を上げそうになりましたが我慢してスマホを持ちそっとお風呂場へ逃げ込みました。 急いで旦那に電話して状況を説明しました。 旦那は話をしようとこちらへ向かっている途中ですぐに家に着きました。
旦那が家に入ると知らない男性は慌てて窓から逃げて行きました。
その後警察に連絡をして色々調べて頂きましたが、監視カメラもない、指紋も残っておらず、結局犯人は見つかりませんでした。 私はこれを期に夜の仕事をやめて旦那と同棲することにし、引っ越ししました。
(40代・女性)
今回は、危険を感じたエピソードについてまとめました。
あなたの周りにどんな人がいるか考えてみてくださいね。
文・fuelle編集部