老後の収入の柱となる年金。自分は将来いくらくらい年金をもらえるのか、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。老後の年金額は、一般的には現役時代の年収が高いほど多くもらえます。年収がどれくらいなら月25万円もらえるのか、月22万円、月20万円のケースとあわせて解説します。
■年金を月25万円もらうには?
厚生労働省の発表によれば、会社員として働いて老齢年金を受け取っている人の平均受給額は、月額およそ14万6,000円でした。
ざっくり言うと、夫婦2人とも平均的な給与(年収420万円程度)で30年ほど働いているのであれば、2人合わせて月25万円程度になる計算です。
一方、1人で月25万円もらうのは至難の業です。厚生年金には上限があり、最大でも19万円程度です。それより多くもらうためには、受け取り開始時期を遅らせる、iDeCoを利用して自分で積み立てておくなどの工夫が必要になるでしょう。