映画『アイアンマン』のネタバレあらすじ
ここからは、映画『アイアンマン』のあらすじを、ネタバレを交えながらご紹介します。起承転結の4パートに分けてまとめるので、気になる部分だけをチェックするのに役立てていただくこともできます。
ネタバレ①起
世界で初めてのスーパーヒーローであるキャプテン・アメリカの開発にも携わった伝説的兵器開発者のハワード・スタークにはトニー・スタークという息子がいました。彼もまた、父の影響で天才開発者となります。
父亡き後、「スターク・インダストリーズ」の後継者となったトニーは、そこで様々な最新兵器にロボットを作り、兵器産業のトップに躍り出ます。ある日トニーは新兵器のデモンストレーションに向かう最中、自身の作った武器を使うテロリストによって襲撃を受けてしまいます。
爆発に巻き込まれ瀕死の怪我を負うトニーでしたが、同じく拉致されたインセン医師により一命をとりとめます。しかし心臓近くに爆弾の破片が入っており、電磁石の力で一時的に心臓に向かわないよう食い止めるだけの措置しかできませんでした。
ネタバレ②承
テロリストたちは、自分たちのために最新兵器を作らせようとトニーを拉致したのでした。いつ心臓に破片が入ってしまうかわからない状況で、トニーはパラジウムという素材を用いアーク・リアクターという機械を胸につけることで、何とか危機を脱します。
トニーとインセン医師は脱走に向けて、アーマースーツを作る計画を立てます。最新兵器を作るための素材を解体し、それを元にスーツの開発を進めるのでした。テロリスト側の見張りは科学のことがわからず、新製品を作っているのだろうと疑いもしませんでした。
そして出来上がったアーマースーツのマーク1でしたが、起動に時間がかかってしまったことでテロリストたちに勘付かれてしまいます。インセン医師が自身の命を犠牲に起動時間を稼ぐ一方、トニーはスーツでテロリストたちをアジトごと一掃します。
ネタバレ③転
トニーはなんとかアメリカにたどり着き、緊急記者会見を開きます。そして兵器製造をやめることを発表するのでした。世界最大軍事企業のトップがこう発言したことで、世間は驚きます。
会社の役員会議ではトニーをCEOから外すための運動も始まりますが、自身の武器がテロリストの手に渡っているのをみて、トニーには知らんふりを決め込むことはできません。大騒動によって表舞台から立ち去ることを余儀なくされたトニーは研究に集中します。
まずアーク・リアクターという小型でもエネルギーを生産できる機械に目をつけた彼は、一方でマーク1を改良し、マーク3を完成させます。
その折、ある組織がグルミラ村を占拠したという話を耳にします。トニーはマーク3を着用して現場絵へ向かい、ゲリラ組織によるテロを鎮圧しました。
ネタバレ④結
世間は謎のスーツを着たヒーローの話題に湧き上がります。一方のトニーは、鎮圧した騒動を起こしたテロ組織「テン・リングス」に自社の武器が流れていることを疑問視していました。そして調査の末、自身の部下でトニーが成人するまで一時的にCEOを担当していたオビーの仕業だと突き止めます。
トニーのマーク3を見たオビーは、自身もまた研究者たちにアーマースーツを作らせます。しかし核となるアーク・リアクターをどうしても作ることができませんでした。そこで、オビーはトニーの胸のアーク・リアクターを奪ってしまいます。
トニーは旧型のアーク・リアクターを用いて難を凌ぎますが、オビーがアーマースーツを完成させてしまいます。そしていよいよオビーとトニーが対峙することになります。結果トニーがオビーに勝利し、社内で起きたトラブルを説明するため記者会見を開きます。
そして、アイアンマンの正体について聞かれたトニーは、その場で自分こそがアイアンマンであるということを打ち明けるのでした。
見どころ
アイアンマンが公開されたあと様々な続編が公開され、10年後には最終話となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』が発表されました。実は、アイアンマンにはここに至るまでの様々な伏線が隠されているのです。
また、スーツの製作シーンも見どころの一つです。シリーズを通して、このシーンこそがトニー・スタークがアイアンマンである理由を示しているのです。その頭脳と精神力があるからこそ、彼がアイアンマンたりえるのだと納得できるでしょう。