秋田県にかほ市は、大人が子どもの頃に必死で遊んだ地元の遊びや、知る人ぞ知るニッチな観光スポットの情報などを届けるWebメディア「にかほ市裏観光マップ」を、6月22日(水)より公開した。
子どもが遊ぶ場所作りに力を入れるにかほ市
にかほ市は、秋田県の沿岸部南西端に位置し、鳥海山と日本海に囲まれた自然資源が豊富な人口約23,000人の町。秋田県内では春の訪れが最も早い温暖な地域として知られ、降雪量も少ない地域だ。
さらに同市は、子育ておよび教育、福祉に関する支援を充実させ、住みよい町づくりに力を入れているという。生活に関する支援と併せて、子どもが遊ぶ場所作りにも力を入れているそうだが、今後は実際の生活の中で子どもがどんな場所でどんな遊びができるのか、という情報の発信が必要だと考えたとのこと。
親世代の遊びを子ども世代に楽しく伝える
そこで、子どもの新たな遊びや気づきの創出に向けて、親世代が子どもの頃に遊んだ「遊び」を、子ども世代に楽しく伝える役割を担う「にかほ市裏観光マップ」が制作された。
観光資源としてはなかなか情報発信されることのない、ローカルだけど楽しい情報を発信することで、にかほ市の地域の良さを認識できる場をつくり、観光・移住促進にも繋がる役割になることを目指すという。
観光スポットや遊びを動画と共に発信
「にかほ市裏観光マップ」は、大人が子どもの頃に必死になって遊んだ「楽しい遊び」を、今までに見つけてきた地元の「楽しい情報」を、にかほ市の魅力として次の世代に繋げていきたいという想いで作られたWebメディア。
某有名ロックバンドも訪れたという冬師湿原、木版画家である池田修三氏が描いた風景画の実際の景色を見られる場所などの知る人ぞ知るニッチな観光スポットや、けつジョリ、川魚の掴み取り、海の磯わたりなど、自然が活用された同市での遊びを、動画コンテンツと共に発信している。
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