田舎暮らしを始める際の不動産探しの注意点

田舎暮らしを始める前に不動産探しのコツを掴んで快適な暮らしを手に入れよう!
(画像=『移住支援.com』より引用)

不動産探しの注意点を押さえることは、満足度の高い田舎暮らしをする上でとても大切です。以下は、田舎エリアで不動産を探す際の注意点3つです。

  • 仕事を辞める前に移住先の住宅の契約をしておく
  • 収支の計算イメージをしてから住宅を決める
  • 購入か賃貸かはよく考えてから

プランニングと段取りに力を入れることで、スムーズかつ不備のない不動産探しに繋がります。注意すべきポイントを意識し、長いスパンで田舎暮らしを楽しめる相性抜群の不動産を見つけましょう。それでは、各項目に関する詳細を解説していきます。

仕事を辞める前に移住先の住宅の契約をしておく

田舎移住のために不動産を探している方は、必ず退職前に住宅の契約を済ませましょう。田舎への移住を機に仕事を辞める場合、移住直後は無職の期間が発生します。入居審査における無職は大きなマイナスポイントとなるため、在職中に不動産を決めておくのが大切です。

移住する自治体がある程度決まったら、本格的な不動産探しと内見をはじめましょう。仕事を辞める前に新居の契約を行うことで、移住地で暮らす住宅を確保することができます。

移住先の住宅を押さえていない状態で退職した場合、住む場所を完全に失ってしまう可能性もあります。「移住できる状態なのに家だけが決まらない」「早急に不動産を見つけないと田舎に引っ越しても住む家がない」という状態に陥ってしまうため、注意が必要です。

収支の計算イメージをしてから住宅を決める

田舎暮らしのために不動産を探す際は、収支バランスに基づいた住宅選びが大切です。移住後の住宅費を問題なく支払っていけるか否かは、収支の計算をしない限り判断できません。あらかじめ移住後の収支バランスを計算しておき、経済的に無理のない住宅を探しましょう。

収支の計算イメージがないまま不動産を決めた場合、「生活費に思ったよりお金がかかって住宅費を捻出するのが大変」「こんなに移住後の収入が下がるならもっと安い住宅にすればよかった」といった後悔に繋がる恐れがあります。最悪の場合は、家を手放すといった判断を余儀なくされるケースもあるため注意が必要です。収支の計算を行う際は、移住地のおおよその物価と平均収入について調査してみましょう。

もし就きたい業種などが決まっている方は、現地企業が掲載する募集要項の給与額などをチェックするのもおすすめです。具体的な収支バランスを導き出すことで、移住後の経済状況をより正確に把握することができます。自身に最適な不動産を見つけるためにも、収支の計算は忘れずに行いましょう。

購入か賃貸かはよく考えてから

住宅を購入するか賃貸で暮らすかについて考えることは、田舎暮らしを始める上で非常に重要です。持ち家には、リフォームして自分好みの家づくりができる、資産になる、購入費を払い終われば住宅費がゼロになるといったメリットがあります。しかし、固定資産税や修繕費などの出費が多い、住み替えがしにくいといったデメリットがあるのも現実です。
賃貸で暮らす場合は、ライフステージに合わせて引っ越せる、初期費用が少ないといったメリットがある一方で、家賃を払い続ける必要がある、DIYやリノベーションができないといったデメリットも見られます。自身にとっての暮らし心地やコスパが良い住み方はどちらかをよく考え、どのような住宅で田舎暮らしをするかの判断材料にしましょう。尚、移住地にあまりなじみがない場合は、賃貸生活からスタートするのがポイントです。自身がその地に適応できるかどうかを見極めながら暮らせるので、精神的なプレッシャーの少ない移住生活を送れます。

まとめ

快適な田舎暮らしは、不動産探しの方法とコツを押さえることで実現します。ネットの掲載物件数が豊富でない分、空き家バンクや不動産屋の活用、自治体、不動産屋、地元住民、先輩移住者への相談を通して情報収集を行いましょう。また、移住前の準備や調査を計画的に行うことで、自身にとって住み心地の良い不動産を見つけることに繋がります。今回ご紹介した探し方やコツを参考にして、素敵な住宅で理想の田舎暮らしを叶えてくださいね。


提供・移住支援.com

【こちらの記事も読まれています】
コンビニエンスストア店舗数の都道府県ランキング!コンビニエンスストアが多い地域はどこ?
持ち家比率の都道府県ランキング!一軒家に住みたい人におすすめの都道府県は?
車の普及台数が多い都道府県ランキング!田舎に移住したら車生活?車購入は必要?
【田舎暮らしをしたい!】地方移住をして農業を始めたい人向けの就農支援制度を紹介!人気の地域や仕事の見つけ方も
リタイア後に地方移住した夫婦の家計を公開!(50代・60代夫婦編)