義姉と会うたび「子どもは？」と聞かれ複雑
「義姉とは一緒にランチに行ったり、世間話ができるような仲でした。ある日義姉と話していると『花ちゃんは夫婦で旅行に行ったり、いつも楽しそうでいいよね。私は育児が忙しくてそんな余裕ないよ～』と。『うちはまだ子どもが居ないので、子どもがいる生活もいいなって思いますよ』と返したのですが…それはまぎれもなく本心でした。
私が子どもを強く望んでいることを知っているにも関わらず、会うたびに『花ちゃんは、子ども作らないの？』と聞かれるようになったんです。そのたびに『頑張ってます！』と返していたのですが…。姪っ子の入園式や運動会などの写真が頻繁に送られてくることがあり、そのたびになんだか複雑な気持ちになっていくのを実感していました」
お義姉さんの度重なる「子どもは？」発言に耐え切れなくなった花さんは、義母に自分の気持ちを打ち明け、勇気を出して相談したのだと言いました。
義母の言葉に救われた
「ある日、義母と2人でランチに行き『義姉と話すのが辛い』と相談をしました。こんなことを相談されても困ってしまうのではないかと、とても悩んだのですが、自分の中で消化しきれないほどに大きなストレスになっていたんです。義母は『私から少しそっとしておくように話しておくね、無理に会わなくても大丈夫よ』と言ってくれたんです。もちろん、今不妊治療をしていることも全て話しました。そして私は、義母の優しさに涙が出ました」
花さんはお義母に打ち明けてよかったと、心の底からそう感じたそうです。そしてお義姉さんのことも嫌いなわけではないので、今は少し距離を置こうと決めたと言っていました。
「義母に相談してから数日後、義姉から連絡が来ました。義母が話してくれたから少し距離を置けば大丈夫、そう思っていた矢先のことでした。まさか義姉がこんなにもデリカシーのない人だったなんて…」
