ディズニーのアニメーション映画『リロ&スティッチ』の監督であるクリス・サンダースが、『アナと雪の女王』の、ロマンスより姉妹愛を優先させた物語への人々の称賛に、不満があったと振り返っている。

今年で公開から20周年を迎える『リロ&スティッチ』の共同監督であるクリス・サンダースは、同作が『アナと雪の女王』のように、恋愛よりも姉妹愛を祝福する映画であることがあまり認識されていなかったことについて、ついに口を開いた。

2013年に『アナと雪の女王』が劇場公開された際、批評家もファンも、エルサとアナが恋愛対象とのつながりではなく、絆を優先させたことを称賛した。

New York Timesのインタビューでクリスは「はっきり言って、『アナと雪の女王』はすばらしいと思う。でも、みんなが『やっとこの2人の女の子に恋愛以外の関係ができた』と言っていたから、僕にとっては少し不満だったんだ。それは絶対に以前からおこなわれていたことだ」とコメントした。