沖縄本島より南西におよそ410km。八重山諸島の政治・経済・交通などの中心地でもある石垣島は、誰もが知る日本屈指の南国リゾートです。島内には「日本百景」にも選ばれ、エメラルドグリーンの海が大変に美しい川平湾をはじめ、素晴らしい透明度を誇るビーチがいくつもありますが、今回はそんな石垣島で海の美しさを感じられる、絶景展望台を2つご紹介します。
石垣島の海のエメラルドブルーを感じる!玉取崎展望台
石垣島の市街地より北東へ約20km。島のさらに北側へのびる、平久保半島の付け根部分に位置するのが、玉取崎展望台です。玉取崎展望台からは、主に石垣島の東方向、太平洋側の素晴らしい景色が望めます。
島を南北に貫く、国道390号線から少し入った高台にあり、車でアクセスできます。市街地からは少し離れますが、玉取崎展望台は、平成25年(2013年)3月にオープンした新しい「南ぬ島石垣空港」からのアクセスが抜群です。車移動ならば、短時間で行き来できる場所にあり、気軽に訪れることができます。
駐車場から展望台までは歩いて向かいますが、展望台までの遊歩道はしっかり整備されていますので安心です。
展望台に到着すると、目の前に広がるのは素晴らしい絶景!写真は、玉取崎展望台から石垣島南部の方向を撮影したものです。エメラルドグリーンに輝くサンゴの海と、その向こうに広がる濃いブルーの太平洋の海のコントラストが実に見事です。
年間の平均気温が24℃、最も寒い冬の時期でも平均気温が16℃と、気候が非常に温暖な石垣島では、青空が広がれば基本的にいつでも、この素晴らしい景色を眺められるのも嬉しいポイント。
曇りや雨の日、そして海が荒れている日には、海の輝きが少し落ちてしまいますので、是非とも天気の良い晴れた日を狙って訪れてみると良いでしょう!
こちらは先程の写真とは反対に、平久保半島を望んだ景色。石垣島の北側、平久保崎の方向からは、南北に細長い半島を挟んで、東シナ海の様子も見渡せますのでお勧めです。もちろん、こちらからもサンゴの海と沖の太平洋との境目をハッキリと確認できます。